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本三冊

最近、紹介してもらい購入した本に「川柳歳時記」「あすっがー」がある。
川柳歳時記は、季寄せとは違い50音順課題秀句集である。文庫本サイズのムック版で2015課題に対して6045句収録されている。たとえば「本」の課題に対しては12句あり、「ぱらぱらと昼寝の本を風が読む 久保青花」などの句が掲載されている。

「あすっがー」は鹿児島弁で「遊びましょう、遊ぼうよー」。「ふるさとわらべ歌とあそび」という副題がついているが、1936年生まれの著者、福宿玲子氏が10歳頃(昭和21年)までの女子遊びの記憶を集めた本である。ただほとんどが女子遊びなので体験がないのが残念ではある。カラフルな挿絵と共になつかしい方言が出てきて郷愁に浸れる。面白いと思ったのは、蒸気機関車を「銭な取っどん てせこっじゃ」と聞きなしているところである。童列車遊びをしながら「ぽっぽー ぜんなとっどん てせこっじゃ ぜんなとっどん てせこっじゃ ぽっぽー」と子供たちは唄う。
もう一つは、餅つきの時にできあがった丸餅を引き合う遊びをしながら、「一しゅまき十三びゅ ベブモーモー」と唄う遊びである。「一升まいて十三俵 子牛がモーモー」という意味だが、こんな内容のある言葉を唱えながら、小さな子供たちはコメ作りの有り難さを自然に身につけていったのだろう

今期の芥川賞受賞作品が掲載された文芸春秋九月特別号が出たのでさっそく買った。鹿島田真希の「冥途めぐり」についてはすでに新聞紙上などでいろいろな書評がなされている。読むのが楽しみだ。
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by attainmentofall8 | 2012-08-11 23:48 | 読書