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わが母の記

先月中央図書館に頼んでおいた本が、見つかったという電話をもらったので借りてきた。本来なら映画を見る前に読みたかったのだが、書庫を捜しまわっていたのか今日連絡をもらった。
井上靖著「わが母の記」である。単行本ではなく、井上靖自伝的小説集全5巻の第5巻「月の光」の中に入っている。「わが母の記」は「花の下」「月の光」「雪の面」の3つの作品からなっている。今「花の下」を読み終わったところだが、微に入り細に入り母親の惚けた様子を描写してあり、映画で樹木希林が演じたそのままである。

井上靖は母親の面倒は二人の妹に任せて、彼の方はもっぱら母親を客観的に観察分析している。感心するほどだ。幼少時に、親弟妹と引き離されて祖母の家に預けられたというトラウマを持つ靖少年は、なぜ母親が自分を祖母の家に預けたのか知りたいと思う。映画では、惚けた母親が靖少年の幼少時の作文をすらすらと言って見せるので涙を誘う。実際、「わが母の記」には書かれていないようである。

小説からの映画化の場合、小説を先に読むほうが絶対いいと思う。今回図書館の事情で映画を見終わってから、しかもずいぶん時間が経過してから本が手元に届いたので仕方なく読んでいるが、映画との違いを捜すだけの読み方になってしまいちょっと味気ない。
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Commented by 唄ですm(__)m at 2012-05-27 03:21 x
私もその本は読みたいと思っています(^-^)/
文字から伝わるモノを 自分自身の頭の中のスクリーンに
映し出す、そして映画を観るもよし そのまま自分自身の
画像で楽しむもよし(^-^)/
私は、母との思い出の画像を心のスクリーンに映しながら
読みたいと思いますm(__)m
Commented by りんご詩姫 at 2012-05-27 08:16 x
ドラマ化や映画化は、たいてい原作にはかなわないものですよね。活字から膨らませる人間の想像力や情緒の方が、意図的に作りだされた映像よりもずっと優れているということでしょうか。

コラム原稿の推敲で、またまた徹夜でした。これから寝ます。お休みなさ~い。
( ^.^)( -.-)( _ _)
Commented by りんご詩姫 at 2012-05-27 13:06 x
校長先生ん家には「つばさ」が届いたらしいが、我が家には未だ。
いつものことだが、郵便もメール便も、何故か着くのが遅い。
(*_*)
Commented by attainmentofall8 at 2012-05-28 07:31
リンゴちゃんちは一日遅れで着くんでしょうか?校長先生の家が郵便局に近いとか・・そういうことありませんか?(^^)
Commented by 校長 at 2012-05-28 10:24 x
つばさは、クロネコメール便だから、郵便局は関係ないですね。どうしてでしょうね。配達のルートもあるし、場所によって営業所が違うということもありますね。
Commented by りんご詩姫 at 2012-05-29 01:22 x
月曜も「つばさ」は届きませんでした。どうも、もよりの営業所が頼りない。数ヶ月前も、なかなか届かないことがあって、陽子たんが問い合わせてくれたら「担当の配達係が風邪で休んでいて、配達ができない状態」との返事。あまりの理由に「そんなの、お客様には全く関係ないやんか~!!」と、ぶっ飛びました。
(*_*)
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by attainmentofall8 | 2012-05-26 23:26 | 読書 | Trackback | Comments(6)