お話、お話
2012年 02月 25日
話に入る前に、ろうそくを使って話の中に入っていく心の準備をさせる用意周到さもあり、当然最後には終わりの儀式をするのだが、一種の催眠術の技術を応用しているのかなと思った。
猿とひき蛙の餅争い 日本昔話百選
マカトのたから貝 タイの昔話
いぬとにわとり 石井桃子作
おとっつあんのすることはいつもいい 子供に語るアンデルセンのお話
のはらのうた 工藤直子詩
ラプンツェル グリムの童話
グラのきこり エチオピアの昔話
なぞなぞかけた A.アトリー作
いずれも名作ばかりだった。読み手の話の中にぐいぐい引きこまれていくとはこういうことかとあらためて感じさせられた。
午後は鹿児島県民交流センターで、語いもんそ会の発表会を見てきた。鹿児島弁で昔話を語る「かごっま弁昔話」。鹿児島も北は出水、南は奄美の方まで広いのでことばがそれぞれ違う。奄美の言葉は沖縄に近いのでほとんどわからない。鹿児島の民話は3000ほどあるそうだ。語り手が少なくなってきている現代ではこのような活動は本当に貴重だ。岩手県の民話の里遠野のようなまちづくりも夢ではない。
by attainmentofall8
| 2012-02-25 23:59
| 読み聞かせ
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