治山治水
2011年 08月 27日
治山治水という言葉がある。昔ならば山の神を鎮め、水神様を鎮めることが治山治水につながったのだろうが、今は国や自治体の予算さえつけば土木建設業者が建設機械を持ち込んでたちどころに地形を変えるような工事をしてくれる。
集中豪雨になると、必ずどこかの山が崩れたという話を聞く。植林で雨水を吸収しきれなくなって地盤が緩み崩れ落ちたり、一気に土石流になって流れたりする。こちらは山をぬって道路が走っているせいか、山肌がコンクリートの吹付になっているところをよく目にする。青々とした山々のなかにいきなりコンクリートの山肌がみえると興をそがれた思いをする。
治山をする側からしたら簡単で安上がりだろうが、もっと美観に配慮したやり方ができないものかと日頃から思っていた。先日空港への道すがら見かけた土留の工事は手間ひまと予算はかかりそうだがホッとするような感情をおぼえた。シラスの山が崩れてきたのだろう。急斜面の山肌を段々にして芝生か何かで緑地化している。強度的には大丈夫かな…と心配だが景観的にはいい。
段々状に土留をしたあとに吸水率の高い木を植林する方法もある。伐採した後のはげ山状態の山にもすぐに植林できるようにならないものか。所詮しろうと考えだが、 もっといい方法があるかもしれない。
集中豪雨になると、必ずどこかの山が崩れたという話を聞く。植林で雨水を吸収しきれなくなって地盤が緩み崩れ落ちたり、一気に土石流になって流れたりする。こちらは山をぬって道路が走っているせいか、山肌がコンクリートの吹付になっているところをよく目にする。青々とした山々のなかにいきなりコンクリートの山肌がみえると興をそがれた思いをする。
治山をする側からしたら簡単で安上がりだろうが、もっと美観に配慮したやり方ができないものかと日頃から思っていた。先日空港への道すがら見かけた土留の工事は手間ひまと予算はかかりそうだがホッとするような感情をおぼえた。シラスの山が崩れてきたのだろう。急斜面の山肌を段々にして芝生か何かで緑地化している。強度的には大丈夫かな…と心配だが景観的にはいい。
段々状に土留をしたあとに吸水率の高い木を植林する方法もある。伐採した後のはげ山状態の山にもすぐに植林できるようにならないものか。所詮しろうと考えだが、
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太陽の陽子さん
at 2011-08-28 08:25
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「魂しゃ、使け道具っ、トンコツちゃ下げ道具っ」を思い出しましたよ。頭は使ってこそのもの、トンコツ(昔刻みタバコを入れて、腰に下げていた金属性の箱)は下げるだけのもの。本当に、安易な方法に流されずに先々までを見越した、素晴らしい知恵がどこかから湧いてくるかもしれませんよね。
みんなが本気になって考えて考えて、「知恵を寄せる」ことが大事。それにネットを活用するのは、もしかしたらいい方法かもしれませんよね。…無責任かなぁ…
みんなが本気になって考えて考えて、「知恵を寄せる」ことが大事。それにネットを活用するのは、もしかしたらいい方法かもしれませんよね。…無責任かなぁ…
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attainmentofall8 at 2011-08-28 23:14
ありがとうございます。なつかしいかごんまのことわざを思い出しました。アイディアは出し合って使えてなんぼのものですよね…。頭を使えるやちゃ知恵を出せ、知恵のなかやちゃ汗を出せ。というどこかの会社の標語もありましたね(笑)
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marin
at 2011-08-29 10:54
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シラス台地の鹿児島にゲリラ豪雨や長雨が続くと、地滑りや土石流が起きるのですね。 写真のように、斜面を階段式にカットすることで、表面積が増え、雨の浸透率も高くなり、植樹もしやすくなりますよね。
いいアイディアだと思います。
いいアイディアだと思います。
by attainmentofall8
| 2011-08-27 23:47
| 災害・原発
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Comments(3)