赤い鉄橋
2011年 06月 09日
江戸中期に上流の川浚い工事をしたことがあったそうだ。川内川上流の両岸に広がる肥沃な土地からとれる米を運び出すためである。浅瀬で舟が座礁しないように、水面から顔を出す岩などを壊して深くする工事である。
ガラッパの御前迎岩(ごぜんけいわ)という大きな岩では大変な難工事を強いられたことが海音寺潮五郎の「二本の銀杏」にでてくる。伝説の生き物ガラッパが川面で祝宴を張ったりする際に使う平たい巨大な岩があったそうである。ガラッパの祟りかけが人まで出る難所だったようだ。当時の最新技術である発破を長崎から習ってきて使ってもいる。串木野金山の鉱山夫達に発破工事は任されていたらしい。
鶴田ダムというダムがあるが、上流にいくほどに急峻になっている川である。曾木の滝というちょっと名所になっている滝もあって船でずっと上っていけるわけではないが、いつかは船で行けるところまで行ってみたいと思っている。
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marin
at 2011-06-10 03:00
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目にも鮮やかな鉄橋ですね。写真のアングルもGoodです。
川内川のことはよく知りませんが、九州では大きな川ですよね。ガラッパ(カッパ?)が住んでいたとなると、ガラッパにまつわる昔話など沢山あるのでしょうね。
この川の源流はどこなのか、地図を開いて探してみます。
川内川のことはよく知りませんが、九州では大きな川ですよね。ガラッパ(カッパ?)が住んでいたとなると、ガラッパにまつわる昔話など沢山あるのでしょうね。
この川の源流はどこなのか、地図を開いて探してみます。
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attainmentofall8 at 2011-06-10 08:24
そういって頂けるけるなんて…ありがとうございます。九州では2番目に大きな川です。源流は熊本の白髪岳の南部だそうですよ。4/27と5/11のブログをご参照くだされば幸いです。
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ちんねん
at 2011-06-10 08:51
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川内川の源流を訪ねて、また、調べている方のブログ、参考になりますよ。
http://blog.goo.ne.jp/sizen2_2006/c/9d27bbc9ef05f70d1a7c744822dcd6b1
http://blog.goo.ne.jp/sizen2_2006/c/9d27bbc9ef05f70d1a7c744822dcd6b1
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ペスタロッチあい子
at 2011-06-11 07:54
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いかにも昭和の匂いがする鉄橋ですね。渡る途中に蒸気機関車が追いかけてきそう。この川の綺麗さなら飛び込んでも気持ち良さそう。浮き上がってこれないでしょうが・・・。
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attainmentofall8 at 2011-06-11 09:44
ちんねんさん、ありがとうございます。源流を探索した方知っていました。観光案内にも載っているくらい有名人ですね~。ペスタロッチさん、なにも飛び込まなくても…(笑)
by attainmentofall8
| 2011-06-09 22:22
| ふるさと鹿児島
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Comments(5)