日々の雑感


by さむちゃん
カレンダー
S M T W T F S
1 2 3
4 5 6 7 8 9 10
11 12 13 14 15 16 17
18 19 20 21 22 23 24
25 26 27 28 29 30

鹿児島での開花宣言

鹿児島は昨日(23日)桜の開花宣言が出たそうだ。平年より3日早く昨年と同日という。また桜の季節が巡ってきたのかと気づかされると同時に、世の中のはかなさと永遠不変の自然の対比に感慨を覚える。

東日本大地震による津波被害、さらに原発事故。放射能汚染がどこまで拡大するのだろうかと日々脅威を感じながら、計画停電の中で生活しているが、ふっとここは日本ではないのではないかと錯覚してしまう。ただ食品や日用品がないとか水がないとか不便を実体験してみて、やはり日本は大変な大災厄を受けているのだと思わざるを得ない。被害にあわれた方はもちろんのこと、不便を強いられている私を含めた日本中の多くの人たちが、戦後の廃墟から立ち上がった日本の再来を期待していると思う。

若い人にとってピンと来なければ、「あしたのジョー」の映画で考えればわかりやすいかもしれない。力石徹からノックアウトを食らったジョーがマットに沈んでしまう。セコンドからの「ジョー立つんだ!!」の必死の声援も届かない。

ここでふらっとジョーが立ち上がったところをイメージしてもらえばいい。日本は放射能汚染を何とか食い止め危機一髪で世界的な汚染拡大を阻止する。そして廃墟の中から不死鳥のごとくよみがえり世界経済のけん引役として再び注目をあび称賛をうける。

政治学者の御厨貴氏は、この未曾有の災害の後つまり「災後」を「戦後」と対比させて、国民の共通体験の到来とみる。そして「災後政治」の時代に、救国の異端的政治家が登場してくれることを期待している。旧態依然の常識が通用しない「災後」に、日本のパラダイムシフトが起こせるかどうかということだろう。

TIMEはこの点を次のように書いている。
To make their nation whole after the terrible tsunami, the Japanese will need resilience and fortitude. They have deep reserves of both.
この激甚な津波被害をうけて日本が一になるには、回復力と不屈の精神が求められる。幸いに日本人には両方ともちゃんとDNAに持っている。

ここまでTIMEに褒めてもらえば世界をあっと言わせる奇跡の復活をするしかないだろう。
[PR]
by attainmentofall8 | 2011-03-24 21:35 | 雑感