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日々の雑感


by さむちゃん
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俳句雑感

立春が過ぎ心なしか暖かくなってきたような気がする。

立春大吉白大豆黒大豆  後藤比奈夫

初めてこの句を見たとき全部漢字の上に破調になっている変わった句だなと思った。その後、節分の豆まきをお寺の境内で見たりする機会があり句意と風景がありありと見えるようになってきた。節分の豆まきの翌日に、禅寺の入り口にはる紙札が立春大吉である。豆まきの豆が散乱している様子が漢字の羅列からも視覚的に入ってくる。さらに豆まきの喧騒の後の静寂が聞こえるようだ。

僕の住む近くの真間山弘法寺も毎年豆まきを節分の日にする。力士などをよんでやるのですごい人出がある。テレビでもよく報じられる成田山などは初詣のような人だかりである。豆まき興行とでもいえる一大イベントだ。

興行だから力士をよんでいるのかな~?いま相撲界の八百長問題がクローズアップされているが今さらという感じだ。だいたい相撲を少しでも知っている人はガチンコばかりやっていたら体が持たないことぐらい知っているだろうに。初っ切りと同じと考えておけばいいのではないか。プロレス同様に見る人を楽しませる興行だと知るべきだろう。

本来相撲は形式・様式を愛でるものであって勝負に関知するものではないのではないか。勝負にこだわるようになってから興行になったのであって、真剣勝負など相撲には期待してはいけないと思う。

トカゲのしっぽ切りのような処分をしたりしないで、相撲とは本来こういうものだと正直に言った方が国民には受けるのではないだろうか。こんなニュースでかき回されて本当に報ずべきニュースが疎かにされないかそちらの方が心配だ。
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by attainmentofall8 | 2011-02-07 00:39 | 俳句/短歌/川柳 | Comments(0)