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日々の雑感


by さむちゃん
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英語学習


僕の友達が、最近海外旅行をして英会話の必要性を実感したそうだ。

 前にも書いたが、語学習得は動機、環境、楽しさがそろわないとなかなか難しい。
どういう目的で英語を身につけたいのか、そしてどのレベルを目指しているのかが一番大事な要素だ。学生であれば進級や就職のためあるいはTOEIC得点を伸ばすためなどいろいろ理由があるだろう。中高年になれば海外旅行や生涯教育の一環としてやりたい方もいるだろう。ボケ防止だってあるかもしれない。(笑い)
 動機の強さの判断基準としては、一日24時間のうち何時間英語のことを考えていられるか、実際何時間英語に時間を割けているか考えてみるといい。よく英語のネイティブの愛人をつくれば上達が早いと言われる。これはまさしく好いた惚れたになれば何時間だろうが苦痛を感じないで英語に浸れるという特性を利用して習得に生かそうという考えである。
 浸染法(Immersion)という語学習得法があって、アメリカ国務省の要員養成のために使われているそうだ。これは対象言語にどっぷり浸かって母国語を介在させない方法である。日本にいながらにして英語を習得したいと一念発起したら、先ずは可能な限り擬似浸染法に自分を追い込んでみるのが最短距離の習得法だろう。そうはいっても、人間なかなか意志強固にはなれないのがふつうだ。しかし自分を鼓舞できるのは自分だけだと考えれば、そこの意志力が習得の分かれ目になるのではと思う。就学以前の子供ならこのような苦痛を体験しなくても習得できるだろうが、語学習得の臨界期を過ぎてからの学習はやはり上記のような粘りとしつこさが必要だろうと思う。
 中高年の方が海外旅行のために英語を勉強したいというケースに限ってみる。場面ごとのサンプル会話を繰り返し練習して通じた喜びを学習の推進力にするのがいい。僕も実は最近韓国語を学習し始めてつくづく語学学習の難しさを感じている。挨拶から始めて、感謝、質問、依頼、といった基本的表現をストックしていくのが王道だろうと思うのだが、いかんせん頭に入ってこない。見やすくて自分が使いやすいと思うテキストを一冊繰り返し練習するに限る。音声が入っているのがいい。安易なほうに流され奇跡の習得法があるかのごとき高額教材には絶対手を出さないことが肝要です。

A little language goes a long way.という表現がある。「ちょっとした言葉がたいへん役に立つこともある」というくらいの意味です。海外に出ればちょっとした表現で命拾いすることもあれば、対人関係がスムーズに行くこともある。単語や表現を積み木のように積み上げていきましょう。
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by attainmentofall8 | 2010-02-24 00:22 | 英語学習 | Comments(0)