日々の雑感


by さむちゃん
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野外炊飯

野外炊飯活動という地区の行事に参加させてもらった。地元の人たちや小学生、保護者、先生方総勢60数名が参加した。稚児ケ淵という河原で、かまどを作り羽釜で飯を炊き、竹でトライポッドを組みカレーを作った。カレーというのは家庭料理の定番であるが、野外で作って食べるのはまた格別の味がする。肉はビーフとポーク、カレールウは市販の甘口と中辛をまぜて3箱使ったごちゃまぜ風カレーだからかもしれない。
食後は、地元の研究者が稚児ケ淵の由来などについて話をしてくださった。万葉集の時代に遡って妹背の意味、また高城氏や渋谷氏との関係など、知らなかった話で勉強になった。

妹背城主の幼い息子が6人の従者を従えて川を渡ろうとしたとき、カッパに引き込まれて死んでしまったことがあったという。それが稚児ケ淵の由来だそうだ。妹背の「妹」は「妻や愛人」を、「背」は「夫や愛人」を表す。万葉の時代から使われているとして二首紹介された。

信濃路は今の墾道(はりみち)刈り株(ばね)に足踏ましなむ沓(くつ)履(は)け我が背(せ)

妹として二人作りしわが山齋(しま)は木高(こだか)く繁くなりにけるかも 大伴旅人
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by attainmentofall8 | 2013-11-30 23:11 | 今日の一日

歌碑

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市比野温泉街の一角に与謝野晶子の歌碑がある。

水鳴れば谷かと思ひ遠き灯の見ゆれば原と思ふ湯場の夜  与謝野晶子

昭和4年夏に、川内出身の改造社社長山本実彦の招きで半月ほど滞在した与謝野夫妻は、市比野温泉に一泊している。その時の歌だそうだ。宿泊した緑屋旅館を川下から見上げると、確かに水が鳴るような岩場である。川に面した部屋から耳に入る音を歌にしている。

鹿児島国文祭で短歌部門(薩摩川内市が会場)は、文芸散策と称して歌碑巡りをされるそうだ。当ブログでも紹介した万葉の散策ロードをはじめ川内には歌碑が多いので、こういうことが可能なのだろう。
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by attainmentofall8 | 2013-11-29 23:20 | 俳句/短歌/川柳

シクラメン

空気清浄シクラメンを頂いた。空気清浄となっているだけで部屋の空気がきれいになったような気もする。
いかほどの効果が上がっているのかわからないが、このようなプレミアムをつけて売る商法に脱帽である。
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by attainmentofall8 | 2013-11-26 23:00 |

句の背景

俳人福永耕二の代表句である、「新宿ははるかなる墓碑鳥渡る」の作句背景について知ることができた。俳誌「田」の仲栄司氏の福永耕二論 はるかなる墓碑(17)にこう書かれている。表現を一部変更してある。

馬酔木の福永耕二特集号(S59・12)に橋本榮治が「はるかなる墓碑」と題してこの句の経緯にふれている。

「編集の帰り道の新宿で、高校時代の友人から声をかけられたという。その友は東京での生活に疲れ、近々職を辞して故郷に帰るという。二人は泥酔するまで旧交を温め合い別れた。しかし、しばらくしてその友は入水自殺したという知らせが届く。昭和46年6月29日の毎日新聞の片隅にも掲載された。また入水自殺と同じ月に、新宿に初めての高層ビルが完成したとの記事も掲載されている。その友が住んでいたのも新宿。だからこの句は友への追悼句なのである。」

これとは別に、俳句(H15・8月号)に上谷昌憲がこの句の背景を書いているそうだ。
「耕二は上京したばかりの頃、自閉症に陥って、毎晩歌舞伎町に飲みに出かけた。そのとき、とある酒場にやってきた流しのおじさんと意気投合する。ところがその流しのおじさんは、交通事故で亡くなってしまう。彼を偲んで作った句である。」

いずれにしても追悼句である。
「墓碑」という言葉から、背景を知らなくても追悼句らしきものというのは推測がつくが、上記のリアルな背景を知るとこの句がはっきりと見えてくる。この句ができたのは昭和53年。馬酔木の編集長として充実の日々の中、来し方を振り返り、友を思い流しのおじさんを思い、時間的・距離的・心理的「はるけさ」の感慨を、高層ビルを墓石に見立てて詠んでいると思われる。

季語の「鳥渡る」が実によく合っている。「鳥渡る」は、冬になってわたってくる鳥だけでなく、帰っていく鳥も含まれると歳時記にある。
夕日を背景に、新宿の高層ビルが墓石のごとく神々しく輝き、弔うべき人たちの魂が西方浄土に渡っていくイメージだろうか。

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by attainmentofall8 | 2013-11-25 13:04 | 俳句/短歌/川柳

芸術鑑賞会

川内文化ホールで開かれた川内高校の芸術鑑賞会(11/20)を見学させてもらった。カンジヤママイムの公演だった。身体芸としてのパントマイムは言うまでもなく、高校生対象によく考えられたプログラムだなと感じた。進路や夢をテーマに出演者の体験談もあって、共感した高校生も多かっただろう。
オノマトペの二人芝居、サッカーマイム、バイオリン弾きと素晴らしい作品をただでみせてもらった。有り難いことである。写真などは、川内高校のブログへ

(http://sendai-high.seesaa.net/)
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by attainmentofall8 | 2013-11-20 23:57 | 今日の一日

川柳のお題

先日の南日本川柳大会において、ある選者さんが、披講の前に自分のお題の語義を辞書から3つほど紹介された。そして「3番目の意味で作った句は今回ありませんでした」と丁寧に解説された。

たいへん好感が持てたし大会句の作り方のポイントを教えられたように感じた。よく使われる「意味」は、類想句を生みやすいが、第3義、4義となると新鮮味も加わり選者の目に留まりやすいということになる。あとは、見つけがよければ抜いてもらえる。

選者として、謙虚に辞書で語義を確認し漏れがないように万全の準備で臨むというのは、当然であると思う。ところが大会によっては「お題」の読み方さえ間違って、混同したまま選をされる選者もいるようだ。

例えば、「下る」は「くだる」と読むが、これを「さがる=下がる」とよんだ句を平気で抜いてしまう。「くだる」も「さがる」も同じではないかという反論もあるかもしれないが、「下る」の題で、「ぶら下がる」を詠みこんだ句を抜かれたら、何のためのお題なのかという感じがする。同様な例に、「苦い」は「にがい」だから、「くるしい=苦しい」と読んで作った句は、当然没になるはずだが、選者も読み間違えて選をすることもありうる。

他に、「栄え」を「はえ」と読むか「さかえ」と読むかでは全く違うと思う。ただしこの事例は、出題者側の無知か、良心的にとれば、様々な句を集めたいという意図かともとれる。しかしながら、ふりがなをつけて出題するのが、上記のような誤解を生まないためには必要だろう思う。

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by attainmentofall8 | 2013-11-18 15:55 | 俳句/短歌/川柳

草刈作業

子どもたちの野外炊飯活動の場所になる稚児ケ淵という河原の草刈り作業に参加した。ここは、夏は最高の水遊びができるところだったらしい。地元の年配の方によれば、岩場から飛び込んで肝試しをしたり、格好の釣りスポットだったそうだ。

今は、危険ということで、親も学校も遊ばせてくれない。最高の水遊び場所を眺めながら、河原でカレーをつくって食べるのが、現代風らしい。青緑の水をたたえた淵だけに大きな魚がいそうだ。鮎やタカハヤ、フナ、鯉などが釣れるかもしれない。
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by attainmentofall8 | 2013-11-16 19:33 | 今日の一日

日本縦断

日本縦断走り旅をしている一行に出会った。北海道の宗谷岬?からスタートしているらしい。年配の方たちだから定年後の時間を使って全国を走り回っているのだろう。立ち話をしたら薩摩街道をたどって来たということだった。縦断するのに何日かかるのか知らないが面白い試みだと思う。日本横断は若い頃、後楽園から寺泊まで徒歩で6泊7日かかって達成したことがある。時間があれば縦断もチャレンジしたい。
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by attainmentofall8 | 2013-11-15 23:58 | 雑感

芋掘り

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きのう今日と芋掘りの手伝いに出かけた。焼酎の原料となる黄金千貫という品種である。カボチャほどの大きさのものもある。小さいのをもらってきた。鹿児島名物の「ガネ」用に使う芋である。
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出荷できない小芋と500Kg入りの大袋
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by attainmentofall8 | 2013-11-12 18:30 | 今日の一日

西郷どんお狩場マラソン

朝方、大雨の中を、第24回西郷どん御狩場マラソンに向かった。九時ごろ到着すると、雨天決行の予定通りすでに受付は始まっていた。3Kmコースがスタートする10時頃までには、雨も上がりホッとした。

そして10Kmコースがスタートする10時50分には、温泉場からスタート地点まで3Kmほど歩いてウォーミングアップも万端。昨年、前半飛ばし過ぎたので、今年はゆっくり目でスタートした。折り返し地点を過ぎたあたりで同級生の声援ももらい、後半伸ばせるかなと思えるほど調子が良かった。
でもさすがに残り三キロ付近でバテてしまい、いつもの51分でゴールとなった。

少子高齢化の過疎の町だけに、沿道で声援をおくってくださるのは、ほとんどがお年寄りだ。お年寄りが鈴なりになっているのを見るだけで、参加者としては元気づけられる。
無料の温泉券でお湯につかって、早々に帰宅した。
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by attainmentofall8 | 2013-11-10 17:29 | イベント・お祭り