日々の雑感


by さむちゃん
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銕仙会薪能

薩摩川内市で過去7回ほど、銕仙会の薪能が行われている。
鹿児島県の女流作家として、「白芙蓉」などで有名な入来院貞子さん(故人)が早稲田の学生の頃、7世観世銕之丞の娘である春江さんと席を同じくされていたそうだ。いずれも物故された寿夫、栄夫、静夫兄弟の妹にあたる方でもある。その関係で若松健史氏らが中心となって、川内での薪能が実現したらしい。正確には、合併前の入来で行われ、一度は旧川内市内の総合運動場で行われたということである。

ただ、地方都市のことゆえ採算が合う集客には大変苦労されたそうだ。企業からの寄付を集めても、持ち出しがあったという。行政の理解と協力がいかに大事か考えさせられる。
川内での演目は次の通りである。
第一回「天鼓」、第二回「巴」、第三回「清経」、第四回「鳥追舟」、第五回目「屋島」、
第六回目「忠度」、第七回「巴」

川内は、鳥追舟の舞台になったところである。そのゆかりの地で、能が上演されることには大変意義があると思う。2015年度の国民文化祭に向けて、川内での公演が実現するように微力ながら応援していきたい。
浅見慈一氏と銕仙会を応援しています。
銕仙会のサイト<http://www.tessen.org/about>
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by attainmentofall8 | 2013-05-31 16:29 | 映画/落語/芸能

梅雨入り

九州南部が例年より四日も早く梅雨入りしたそうだ。
今年は庭の雑草を楽しむつもりで草刈りをしなかったので、きれいな野の花を楽しむことができた。

雑草を楽しまむとて放置すればわれの怠惰を諭されにけり

生徒が庭で見つけた四葉のクローバー。
近所の花壇の花。自宅のアジサイと野の花でいっぱいの庭
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by attainmentofall8 | 2013-05-28 17:47 | 雑感

第3回夢修庵コンサート

本日は第3回夢修庵コンサート。晴天にも恵まれ多くの人たちにお越しいただいた。
市のホームページやFM薩摩川内の宣伝のお蔭だと思う。
コンサート後の打ち上げパーティー。出演者を囲み楽しい会話ではずみ、終わったのは8時過ぎ。いろいろ差し入れを戴き豪華な食事会になった。
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by attainmentofall8 | 2013-05-25 21:28 | 音楽、コンサート

疱瘡踊り

夢修庵川柳句会で入来の「かやもんまんじゅう」を戴いた。かやもん=茅門。下記のイベントに合わせた限定販売だときく。入来の石神さんの差し入れである。

昨日、第35回全国伝統的建造物群保存協議会総会・研修会が、武家屋敷のある入来で行われたそうだ。その際に、地元のふだんあまり見られない疱瘡(ほうそう)踊りというのが披露されたという。石神さんから写真を送っていただいた。

疱瘡踊りとは名前がユニークである。疱瘡とは天然痘のことだがここでは梅毒のことだろう。皮膚に紅斑ができ、こぶが皮膚や内臓にできる恐ろしい病気であると辞書にある。医学的な知識が乏しかった昔は、もっと恐怖を感じる症状だっただろう。病気の神様を踊りで丁重にもてなしして、早くに帰っていただくという踊りだそうだ。動作が緩慢な上にちょっと暗い感じの踊りである。
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by attainmentofall8 | 2013-05-24 08:41 | イベント・お祭り
きょうは、土曜日の夢修庵コンサートのリハーサルだった。
毎回申し訳なく思うのは、ボランティアのようなミニコンサートにこれほどの準備とリハーサルをやってくださることである。谷口先生はじめ、中村さん、小田原さん、石神さんには、感謝してもし過ぎることがないほどである。ぜひ多くに方々に聴いてもらいたいと思う。

5月25日(土)13:30開場、14:00開演 「歌って笑って夢修庵コンサート」

第一部 クラリネット演奏&ピアノ
第2部 バリトン独唱&ピアノ
第3部 かごっまべんのお楽しみ
第4部 みんなで歌いましょう

ご都合のつくかたは是非お運びください。

「FMせんだい」にこのコンサートの宣伝をしていただきました。また現在、市のホームページにも掲載して頂いています。ありがとうございます。

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by attainmentofall8 | 2013-05-23 12:43 | 音楽、コンサート

川柳の効用

川柳が、老いに大いに役立っている事例がある。カンジヤママイムの藤倉健雄氏のお母様がシルバー川柳本を見ながら毎日笑い転げていらっしゃるようだ。そして、ますます健康になっていらっしゃるようすが、彼のブログに書かれている。川柳の効用だろうか。川柳をやる人間の一人としてうれしい話である。

誕生日ローソク吹いて立ちくらみ   といったような句が並んでいるらしい。

http://www.kanjiyama.com/a_blog/2013/05/22/%e5%b7%9d%e6%9f%b3%e3%81%ae%e5%8a%9b%ef%bc%81-2/
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by attainmentofall8 | 2013-05-22 23:41 | 俳句/短歌/川柳

濱里氏の祖父と西郷さん

前回紹介した講演集「遠い航跡」に、著者の濱里忠宣氏と西郷隆盛との少なからぬ縁が書かれている。

濱里氏の母方の祖父は16歳で西南戦争に従軍する。戦局が悪化しつつある日、西郷さんに呼ばれて「村岡、お前は鹿児島に帰れ」「命を粗末にするな、生きて帰って世のため人のために尽くせ…」と言われ、肌着と50銭銀貨をもらわれたそうだ。結局生きて帰られ濱里氏の母親が生まれるのであるから、氏にとって西郷さんは命の恩人・運命の人と言えると書いている。

太平洋戦争中にも、死に急ぐ若者に「生きて戦後の日本の再建に尽力しろ」と諭す日本人がいたことは、我が恩師新保昇一先生の小説にも書かれている。ところが、そのはるか以前に西郷隆盛は近代国家を託すべき人材をちゃんと峻別して生かしているのである。毀誉褒貶いろいろあるのが西郷さんである。しかし実弟やいとこを東京から呼びもどしていない事実、また上記のような逸話から考えるに、不平士族の猛者たちと心中することで武力から言論の社会への移行を意図的に加速化させたのではと確信めいた考えにシフトしてきた。ある意味大それたことを茫洋としてやり遂げたところに西郷さんの非凡さがあるように思う。

この講演集は、濱里氏の豊富な知識や知見と、学校現場や行政に長年身を置かれた経験などを余すところなく記した珠玉の一冊である。久々に読み応えのある本に出会えた。

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by attainmentofall8 | 2013-05-21 23:45 | 歴史

「遠い航跡」濱里忠宣著のなかに、詩人竹内てるよの自伝小説「海のオルゴール」にも出てくる有名な「頬」という詩が紹介されている。皇后陛下が国際児童図書評議会のスピーチで引用されて大きな反響をよび、子どもという「いのち」の意味について大きな問いを投げかけた詩だそうだ。知らぬは我ばかりで、今回も恥をさらすようだが、感動せずにはいられないような詩なので抜粋を掲載した。

生れて何も知らぬ 吾子の頬に
母よ 絶望の涙をおとすな

その頬は赤く小さく
今はただ一つの巴旦杏(すもも)にすぎなくとも
いつ人類のための戦ひに
燃えて輝かないといふことがあろう

生れて何もしらぬ 吾子の頬に
母よ 悲しみの涙をおとすな
・・・・・・・・・・・・・・・

ただ自らの弱さといくじなさのために
生れて何も知らぬわが子の頬に
母よ 絶望の涙をおとすな

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by attainmentofall8 | 2013-05-20 08:12 | 読書

朝の読書会

先日、入来の副田小学校に、朝の読書の時間に呼ばれて出かけた。4、5、6年生に何かやってくださいと言うことで出かけたが、着いてみると6年生はこれから修学旅行に出かけるという。同じ町内の小学校3校と合同の修学旅行だそうだ。総勢30名。教職員を合わせたら35名ほどだろうか。出発式を見学させてもらった。熊本のグリーンランドに出かけるそうだ。

15分ほどの持ち時間だったが、笑いヨガのさわりと、「教室はまちがえるところ」、川柳入門の3つを駆け足で話をさせてもらった。わかってもらえたかどうか…
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橋口さんの刻字
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by attainmentofall8 | 2013-05-16 23:08 | 読書

頼山陽公園(阿久根)

阿久根市の牛ノ浜に、頼山陽公園という公園がある。
文政元年九月(1818年9月)に、頼山陽が西遊の途次に薩摩路に入り、阿久根の牛ノ浜付近の風景に感動して長期滞在したそうだ。その間に作った詩の詩碑が置かれている公園である。たまたま、親戚の墓参りに行った際に気付いたので立ち寄ってみた。
山陽詩碑と山陽詩碑建立の辞の二つの石碑がある。

以前このブログでも紹介した「頼山陽」。江戸時代の儒学者、歴史家、漢詩人、書家である。自作の漢詩と書を売って旅費代わりにし、日本各地を漫遊したことで有名である。阿久根に来ていたとは知らなかった。南さつま市に、「伊能忠敬絶賛の地」があるが、阿久根の当地は、頼山陽絶賛の地ということになろうか。確かに高台から海をながめた風景は絶景である。
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by attainmentofall8 | 2013-05-15 21:24 | 歴史