日々の雑感


by さむちゃん
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勘違い

ある落語好きな方から聞いた話。落語の枕になりそうな小噺である。

黒柳徹子さんが、富士五湖のひとつのほとりにある旅館に泊まった時のことである。湖面に映っている富士山を見ながら女中さんと会話をしていたそうだ。
「まあ、きれいねえ」
「きれいでしょう」
「あれ何という山なの」
「…?? 富士山です…」
女中は徹子さんの部屋を出ると、転げるように階段を下りていって「黒柳徹子は富士山を知らなかったのよ」と言いふらしたとか。「徹子の部屋」か何かで彼女自身が述懐したそうだ。
小噺はここまでである。

尾ひれの付いた作り話のように聞こえるところがおもしろい。本当の話だとすれば、黒柳徹子が富士山を知らないというのはどう考えてもおかしい。想像するに、たまたまダイヤモンド富士かパール富士が湖面に映っているときに、それを何と呼ぶのか女中に質問したというのが正確なところだろう。

本当ならば、女中は○○湖の逆さ富士とかダブルダイヤモンド富士あるいはパール富士とか教えてあげるべきであった。「あれ何という山なの」の質問の真意を女中が取り違えたところこそが笑えるのである。女中は鬼の首でも取ったように、富士山も知らないのかという表情を見せたのを、黒柳徹子は見逃さなかった。後日面白おかしく笑い話に仕立てて一本取ったのだろう。
 

参考
★逆さ富士…湖面に映って見える富士山
★ダイヤモンド富士…富士山の山頂部と太陽が重なる現象
★パール富士…富士山の山頂と満月が重なる現象
★ダブルダイヤモンド富士…ダイヤモンド富士と逆さ富士が同時に見えること
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by attainmentofall8 | 2011-10-31 23:13 | 雑感

生涯学習フェア

国際交流センターで生涯学習フェアがあった。コンベンションホールのステージでは尺八、琴、ハーモニカ、大正琴、吹奏楽などの演奏やら、日本舞踊、フラダンス、和太鼓、合唱、チアリーディングなどの発表があった。また廊下やギャラリーには生け花、陶芸、洋裁、絵画、絵手紙、木工、押し花、エッセイなどの展示品がずらりと並べられていた。
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レベルが高い作品ばかりで習ってみたいと思う作品もあった。

当市が中国の常熟市と姉妹都市になっている関係で、中国から贈られたものが一室に展示されていた。正面の揮毫は「雲天高誼(うんてんこうぎ)」薩摩川内市の常熟市に対する深い思いやりを敬っていう語が高誼、それを雲天にたとえているのだろう。

左側の揮毫は、有名な朱熹の詩文であると説明書きにある。手元の大辞林によると、近年の研究で室町時代の日本人僧侶の作であることが明らかになったそうだ。
「少年老い易く学成り難し 一寸の光陰軽んずべからず
未だ覚めず池塘春草の夢 階前の梧葉已に秋声」
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by attainmentofall8 | 2011-10-30 18:16 | ふるさと鹿児島

なたまめ

薩摩の特産品である「なたまめ」。シラス台地というやせて水はけの良い特殊な土地が、なたまめ栽培には向いているのかもしれない。最大で全長70㎝ほどにもなる巨大なマメである。「カナバニン」という特有のポリフェノールを含んでいるらしく健康食品として見直されている。

最近このなたまめを使った茶や歯磨きが盛んに宣伝されているので試しに注文してみた。歯磨きは一本が1890円とかなり高いが試してみるだけの価値はありそうだ。口のエチケットには気を遣う仕事なので効果のほどを実感してみたい。

濃いベージュ色でにおいもしなければ刺激も特にない。泡立ちもしないので歯磨きという気がしない。以前火山灰を使った石鹸を試しに使ってみたことがあったがそれに似ている。きゃんぱくで呼吸法のプログラムを実施する手前、呼気にも事前に気を遣っておきたいというのが正直な気持ちである。

きょうきゃんぱく本部から電話をもらった。1日の午前11:40にMBCラジオできゃんぱくのプログラムを3つ紹介してくれるそうだが、そのひとつに選ばれたそうだ。これで申し込みが定員に達しなかったら…逆に心配になってきた。
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by attainmentofall8 | 2011-10-29 23:37 | 健康

コスモス畑

鹿児島市の都市農業センターでコスモスをみてきた。一面満開のコスモス畑。淡いピンク、濃いピンク、黄色、白色のコスモスが風に揺らいでいる。よく見ると、花の向きが風に合わせて一様になっている。カメラを向ける方向を考えないとバックシャンを撮ってしまうことになる。アップは支えてもらって撮ったものである。

秋の桜、コスモス。桜ほどのはかなさはないけど、あの何とも頼りない揺らぎがそこはかとない情趣や感傷を感じるのかもしれない。ひと時ではあったけど心和む時間であった。
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by attainmentofall8 | 2011-10-28 18:02 | ふるさと鹿児島

葡萄柿

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よもやま畑に小さな柿を見つけた。生け花用に使える小粒の柿である。ブドウの巨峰をひとまわり大きくしたくらいのサイズで一枝にずっしり生っている。葡萄柿というそうだが残念ながら渋柿である。四合瓶に挿してみた。よく見ると柿というのは葉っぱの裏に実をつけるようだ。葉っぱが落ちないと色づかないというのもうなずける。生け花の心得でもあれば床の間にでも飾って写真を公開したいところだが、一輪挿し風に酒の瓶で我慢してもらいたい。
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by attainmentofall8 | 2011-10-27 18:10 | 雑感
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5人ほどの人数でランチを食べながら反省会をしようということになり、店探しの担当になった。場所もよく雰囲気も申し分ない最近できた創作料理&喫茶店を見つけた。店の入り口の掲示板に、「営業時間は11時半から14時まで」「5名以上の団体の予約のお客様は、11時半から12時15分までにお見えにならない時は、他のお客様に入ってもらいます。」他にもいろいろ、書かれてある。
一人でもこの時間内に着けばいいからまあ問題はないだろうと思った。

さっそく予約を入れようと電話をしてみた。ランチを兼ねたミーティングなので2時まで大丈夫かどうか、確認の意味でちょっと質問してみた。店の人が言うことに、この時期は予約客が多いので店内が混んできたら出てもらうという。お店側の気持ちは分からなくもないが、テーブル6脚と座敷席が4つあるのでこんな田舎で満杯になることはないだろうにと思った。でも途中で追い出されても困るのでその店はやめることにした。

店の前にいろいろ警告的な貼り紙があるということは、これまでにも予約客が時間内に来なかったり、キャンセルされたりした経験があるのだろうと思う。制約が多いがゆえに恨みを買っている面がなくもない。田舎の人の良心を信頼すれば、くどくどしい制約などいらないのにと同情してしまう。

たまたまある本を読んでいたら、論語に「利に放(よ)りて行へば恨み多し」という言葉が出てくるそうだ。まさに今日の店の対応のことだと得心した。吉野家の牛丼ではあるまいし、回転率を少々上げたからといってそんなに利益が上がるまいにと思う。それよりこんな地方の町でお客の信用を失うリスクが大きいのではと心配する。

近くにフレンチレストランがある。都会で修行されたシェフが出した店だが田舎にしては成功している店である。ランチは千円だそうだが僕はいまだに入りたくても入れないでいる。いつ行っても近隣の主婦で満席である。外には順番待ちのお客がいる繁盛店だ。味もさることながら、やはりいつ行っても満席が繁盛店にしているのではと思う。入ってみたいと思うから早くいって順番待ちをする。いったん入ったら食事を十分堪能してのんびりできる。混んでいるからといって追い出されることもない。むしろ客の方が気を遣って食べ終えたら早めに退席するのではと推察する。

利によらず繁盛する。かたや利によりて恨みをかう。ちょっとした心遣いなのになあと思うのだが…
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by attainmentofall8 | 2011-10-27 08:26 | 雑感
12月11日の阿久根ボンタンロードレース大会に参加することにした。参加料2500円も振り込んだので、西郷どんお狩場マラソンのようなことにならないことを祈っている。

前市長が全国を騒がせたあの阿久根市である。人口約2万4千人の小さな市であるが、海産物や農産品では川内より知られているのではないかと思う。お狩場マラソンは今年22回目だが、阿久根ボンタンマラソンは今年28回目である。当日は阿久根の特産品フェアも開かれる予定で、直売所が軒を並べるのだろう。川内より宣伝が一枚上手のような気がする。

5㎞の部に出るのだが、3㎞、5㎞、10㎞、ハーフマラソンと多彩で、しかも年齢別で3位までの入賞者にメダルと賞状をくれるそうだ。パンフレットを見る限りでは大会運営もしっかりしているようだ。大雑把な計算だが、千人参加予定としても2500円×千人で250万円である。事前の宣伝費用や当日の運営費用、諸費用を賄ってもおつりが出るのではないだろうか。しかも阿久根の特産品フェアで潤うことを考えると、年に一度のイベントとはいえウファウファの催しだろう。

これまでの大会記録を見ると、5㎞は15分ちょっとで走っているので、分速333m、時速で約20㎞ということになる。普段スピードを意識しないで走っているので速いのかゆっくりかよくわからない。秒速だと5.55m、歩きの約5倍だからやっぱり速いかな~。練習しないとついていけそうにないハイペースだ。

幸いに市営のトレーニングジムが近くにあるので、トレッドミルで走り込みをしなくてはいけない。
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by attainmentofall8 | 2011-10-25 23:57 | ふるさと鹿児島

猫の天気予報

車を運転中にラジオから『ニュニョニョのてんきよほう』 という歌がちょっと流れてきた。猫のようすで天気が予想できるという歌である。
    
作詞:小黒恵子/作曲:宇野誠一郎
ねね ネコがね ナニヌネノ
シッポを たてたら
いいてんき ニャン
ニャニュニョ ニャニュニョのてんきよほう
あがりめ まわりめ
ニャンコの め
ニャー オオオー ニャーオ

ねね ネコがね ナニヌネノ
つめを といだら
くもりです ニャン
ニャニュニョ ニャニュニョのてんきよほう
ひかるめ まるいめ
ニャンコの め
ミャー アアーン ミャーン

ねね ネコがね ナニヌネノ
かおを あらうと
あめがふる ニャン
ニャニュニョ ニャニュニョのてんきよほう
あおいめ ギョーロめ
にゃんこの め
ニャー アアーン ニャーオン

この歌によると、
猫が尻尾を立てたらいい天気、猫が爪を研いだら曇り、猫が顔を洗うと雨だそうだ。眉唾物だが動物の方が自然現象には敏感だからまんざら嘘でもなさそうだ。ネットで調べてみると、空気が湿ってくると猫の涙腺を刺激するから顔を洗うしぐさをするという。猫飼っている方はどうでしょうか?

他の動物でも天気予報ができるようだ。例えばこんなのがある。
ツバメが低空飛行すると雨、高く飛ぶと晴れ
カモメが高く飛ぶと時化る
キジが鳴くと雨
蝶が姿を消すと雨
カエルが鳴くと雨
アリが行列を作ると雨

川内のことわざに「からしが巣をたこつくれば、うかぜはこん」=「カラスが高いところに巣を作れば、大風=台風は来ない」というのがある。カラスは利口だから台風が来そうなときは、巣は低いところに風をよけるように作るのだろう。
動物ではないが、「秋の朝焼け、桶据えて待て」というのもある。雨の予兆である。
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by attainmentofall8 | 2011-10-24 22:42 | 雑感

むかご飯

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秋の味覚のひとつ零余子(むかご)。自然薯の葉の付け根にできる小さい球芽である。地上にできた自然薯といえる。
スーパーの地元生産者コーナーで零余子をみつけた。一袋200円で買ってきた。さっそく零余子飯にしてみた。む~香りとコクが凝縮して白米とよく合っている。うまい。

むかご飯大盛りに塩ふりかけて
むかごでもちびでぶのっぽ競い合う
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by attainmentofall8 | 2011-10-23 22:54 |

句またがり2

犬塚こうすけ氏から先日の僕の、句またがりについての質問に対する返信があった。概略を紹介したい。

拝復
句またがりについてはルール云々よりも声に出して読んでみて、いいと思えばそれでいいのではないでしょうか。私の中では 
しんがんを/みがこうおちて/きたしりょく
ひょうろんか/ですせきにんは/とりません
つかまえて/くださいゆっく/りとにげる
で、みんな定型のうちと認識しています。読む際には、頭の中でリズムに乗っているかどうかを確かめて定型から外れているときは、その外れ方が妙味になっているか、耳に心地よくないかを判断します。それは20年余り前にある先輩から、「必ずしも五七五に収まっているよりも、ときに句またがりのほうが妙味が生まれることもある」と、聞いたのがヒントでそれ以後は内容とリズムで判断しています。
敬具


なるほどやはりこうすけ氏は内容とリズムでつくっていらっしゃるということである。3句目の切り方にはちょっと驚いたが、十七音字にきちんと収まっているためにあまり違和感を感じないのかもしれない。外れ方の妙味という言葉を使われているが、この辺りは年季がものをいう世界かもしれない。

例えば、「責任をとらぬ人種が評論家」とするよりも、かろみがでて自然に口をついて出てきたような印象を与え、こねくり回した僕の句より川柳的に聞こえるような気がする。
3句目も「ゆっくりと逃げまわりますつかまえて」とか「つかまえてもらえるところ逃げてます」などよりはるかに元句のほうがいい。

まあ、あまり深刻に考えすぎない方がいい。自然なリズムになるように、さらに全体を十七音に収まるような内容にすればいいというくらいで大胆に詠んでみるのがいいようだ。
こうすけさん、ありがとうございました。
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by attainmentofall8 | 2011-10-22 21:39 | 俳句/短歌/川柳