日々の雑感


by さむちゃん
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クレイジー・ホース

通りを歩きながらちょっとユニークな名前の店や飲み屋の看板を見つけると調べてみたくなる。子供の名づけと同じで店主は思いを込めているのだろう。

クレイジー・ホース(Crazy Horse)という名前のパブがある。勇猛にしかもガンホー式に売り上げを上げているのではと思ってしまう。暴れ馬、じゃじゃ馬のイメージを持ってしまうせいか、クレージー・キャツツ(Crazy Cats)のイメージの比ではない。

そういえば、シェークスピアの喜劇に「じゃじゃ馬ならし」というのがあった。こちらはThe Taming of the Shrewが原題である。じゃじゃ馬のカタリーナを求婚者ペトルーチオが自分好みの貞淑な妻に変える話。映画「プリティー・ウーマン」もコールガールのジュリア・ロバーツをリチャードギアが変身させるストーリーだった。そのうち女性が草食系男性を自分好みに変える映画も出てきそうだ。

クレイジー・ホースは白人の侵略者からラコタ族が住む土地や聖地ハパ・サバ(ブラックヒルズ)を守るためにシティング・ブル(Sitting Bull)とともに白人と戦い、1876年にはカスター(Custer)中佐率いるアメリカ軍第7騎兵連隊を全滅させた「リトルビッグホーンの戦い」などで知られる勇敢なラコタ族の勇士である。

アメリカサウスダコタ州に、クレイジー・ホース記念碑というのがある
アメリカ合衆国建国の大統領の巨大な顔の彫刻があるラシュモア山に対抗して、インディアンの偉大なヒーローであるクレイジー・ホースの彫刻制作を1947年に始めたのに由来するらしい。

1947年、ラコタ族の酋長ヘンリー・スタンディング・ベア(Henry Standing Bear)が、彫刻家コルチャック・ジオルコウスキーに依頼する。コルチャックはクレイジー・ホースの彫刻制作に専念するが、1982年74歳で亡くなる。

その後コルチャックの家族がその遺志を継いで彫り続けている。クレイジー・ホース記念碑はいまだ未完成で、現在も制作中である。1998年顔の部分が完成。全て完成するとクレイジー・ホースが馬に乗り指を指している姿で、高さ170m・長さ195mと世界最大の彫像になるという。
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by attainmentofall8 | 2010-10-31 20:35 | 英語

Mechanical Creature

世の中にはいろんなことを考える人がいるものだ。アメリカ人の友人がおもしろいサイトを教えてくれた。

オランダの芸術家というか発明家のTheo Jansenセオ・ジャンセンは面白い生き物を創作した。

www.strandbeest.com
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by attainmentofall8 | 2010-10-30 22:08 | 科学英語

天風式鍛練法

ここのところ急に寒くなってきた。
学生に中にはセーターだけでなくダウンジャケットまで着込んできている者もいる。まあ中にはTシャツのままに近い学生もいるが…。僕も極力厚着をしないように心掛けている。

中村天風(1876-1968)という思想家にして政財界の有力者のメンター(mentor)だった人がいるが、彼の著書を読むと自己鍛錬の実践者らしくいろいろな日々の鍛練方法を教えてくれている。

また彼の信奉者であった作家の宇野千代(1897-1996)は著書の中で、実際天風の講演を聞かないと教えてくれないような内容のことを一部書いてくれている。

中村天風にしても宇野千代にしても93歳、99歳と長命である。天風流鍛練方法の要諦は、呼吸法と皮膚の鍛練だと思う。丹田呼吸法は丹田に意識を集中して吐き切る呼吸である。天風は風呂に水を張って真冬でもそれに体を沈めていたという。乾布摩擦と組み合わせてやるといいようだ。

北風に背を丸めて歩く人が多くなる季節に、体の奥底からふつふつと熱さが湧いてきて全然寒さを意識しないでいられるようになりたいものだ。やせ我慢でTシャツでなく、心身ともにTシャツを欲するような精神と肉体を作りたいと思う。

天風の著書の中に「陽気の発する処(ところ)金石(きんせき)また透(とお)る」という諺が紹介してある。ポジティブシンキング(積極思考)で人生を邁進せよという意味だそうだ。

「すべては心が生み出す」。この世界も人の一生も、心の中の思い方・考え方で良くも悪しくも作り上げられるということであると天風は言う。
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by attainmentofall8 | 2010-10-29 21:08 | 健康

ケンタッキーの起業秘話

ケンタッキーフライドチキンの店の前に置かれている髭を生やし杖を持っている恰幅のいいアメリカ人がカーネル・サンダースである。
世界的大企業を起こした創業者である。サンダースが起業するきかっけになった話が先日出版記念パーティーでもらった本に出ていた。

サンダースはカフェを経営していたが、温厚な人柄のお陰でけっこう繁盛していた。しかし25年くらいたったころ近くにハイウエーができてお客が激減。税金や未払い金を支払うために65歳で彼はその店を二束三文で手放してしまう。生活の糧に期待したのは日本の年金にあたるソーシャル・セキュリティー・チェックのみ。しかし驚いたことに毎月の支払額はわずか105ドル(日本円で一万円弱)

65歳で年金が毎月1万円弱。彼はその事実を受け入れてカフェで一番人気だったフライドチキンのレシピとハーブやスパイスを詰めた瓶、圧力釜を載せた中古のフォード車で営業に出かける。

千軒以上のレストランを回りチキンが一個売れたら5セントを受け取るシステムを提案する。これがケンタッキーフライドチキンの始まりだそうだ。

今と貨幣価値が違うとはいえ月一万円弱では生活できないだろう。そこでめげることなくサンダースは気丈にも起業にチャレンジするのである。年齢に関係なく人間の可能性を体現してみせたのはみごとである。

日本も年金をあてにできる社会ではないことは最近の社保庁の「使い込み」「消えた年金記録」や少子化高齢化社会への移行でだんだんと国民にも知れるようになってきた。

サンダースほどの起業はできなくても、健康で体が動くうちは生涯現役で自助努力を続けるしかないようだ。
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by attainmentofall8 | 2010-10-28 21:59 | 雑感

Resolute Desk

10月英検準2級問題に、ホワイトハウスの大統領執務室で使われているResolute Desk(レゾリュートデスク)の由来が出ている。あのよくテレビなどで目にするオーバルオフィスの重厚な机である。

1845年にイギリス人ジョン・フランクリン卿は二隻の船を引き連れて北極海を抜けてアジアに至る航路を開拓する旅に出かける。しかし行方不明になって消息を絶ってしまう。

そこで1848年、イギリス海軍のResoluteレゾリュート号と数隻の船が捜索に向かうが氷に阻まれ立ち往生してしまう。乗組員たちは船を捨て脱出する。しかしながらのちにレゾリュート号はアメリカ漁船に発見されコネチカットに曳航される。

当時英米は不仲ではあったがアメリカ政府は修理して1856年にイギリスに引き渡す。イギリスはその後23年間レゾリュート号を海軍で使ったあと解体。その時その材木を使って作られた机がResolute Desk(レゾリュートデスク)で、ビクトリア女王がアメリカ19代大統領ヘイズにお礼として贈呈する。

今ではイギリス・アメリカの友好の象徴になっている。
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by attainmentofall8 | 2010-10-27 22:41 | 英語

マクベス公演

今日は国立能楽堂で行われたTheatre Project Si の「マクベス」を観劇した。シェークスピア作品を能の狂言方とオペラ歌手をコラボさせるプロジェクトで、年二作品ずつ三年かけてやってきた最終公演だった。

東西の文化融合とうたっているように原作をシェークスピアにとってはいるが、16世紀初頭の筑前・筑後あたりの物語にしてある。原作の「マクベス」は、スコットランドの武将マクベスが妻と魔女にそそのかされて、ダンカン王と僚将バンコーを殺して王位につくが、妻は狂い死にしマクベスも王の遺児の討伐軍に討たれる。良心の呵責に打ちひしがれる主人公の心理を描いた作品である。

鼓の音と囃子が終始通底低音で演奏され何とも言えぬ効果を醸し出していた。当然鼓方の手元を見ることになるが叩くときの手のしなりには驚いた。かくも多様な鼓の音が出せるのかと感心した。最後の拍手の盛大さに現れているように、陰の主役と言っていいくらいの活躍が光った。

また今回もソプラノの土田さんの声には魅了された。魔女役のバリトンがもう少し歌ってもよかったような気がした。それにしても魔女に男性を三人も配役したところが意外だった。さらに衣装の豪華さと華麗さには毎回ながら今回も舌を巻いた。

帰りに三人で近くの飲み屋に立ち寄り、観劇談義で盛り上がった。周りに何人も舟をこいでいる人がいる中で、コクリともせず見入った我々3人の集中力は称賛に値すると思う。まあ緩慢な動きや独特の台詞回しに若い人たちは拒絶反応を示すのが普通だろうが、中年以上になると逆に何か学び取れるものはないかと目を皿にするようである。貪欲な知的探究心が若いころからあればよかったのだがと後悔しても始まらない。今を大事に「我以外皆師」で行きたい。
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by attainmentofall8 | 2010-10-27 00:40 | 映画/落語/芸能

ビタミンB12

アルツハイマーに効くビタミン?
The key to reversing the mental decline caused by Alzheimer’s disease won’t be as easy as popping a vitamin, but new research with a group of nearly 300 elderly people
suggests that B12 may help lower homocysteine, a compound linked to memory loss
and stroke, and reduce the risk of Alzheimer’s as well. (Time, November 1, 2010)
アルツハイマー病によって起きる知力の後退を元に戻すカギは、あるビタミンを摂取すればすむほど簡単なものではないだろう。しかし300人のお年寄りを対象に行った最新の研究によれば、ビタミンB12が記憶喪失や脳卒中に関係した化合物であるホモシステリンを減らしたり、アルツハイマー病になる危険性をも減らしてくれる可能性があるそうだ。

アル中の遺伝子レベルの研究
なぜアル中になりやすい人とそうでない人がいるのか、ある研究者グループが手掛かりをつかんだようだ。遺伝子操作を行ったネズミを使った実験でわかったことは、報奨感や成功感に関係した化学物質であるドーパミンの脳内受容体を欠いたネズミは、常用性を強めてしまうのを好ましいとみなす他の脳内受容体の変化を誘発しているということだ。
(Time, November 1, 2010) 意訳石原

ビタミンB12は貝類に多く含まれているそうだ。しじみ、赤貝、すじこ、牛レバー、ほっき貝、いくらなどを食べると摂取できる。研究途上でありこのビタミンをとればアルツハイマーの予防に役立つとか治せるというものではないらしい。
偏食をしないでいろいろな食品からまんべんなく栄養分を摂取することしかないようだ。
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by attainmentofall8 | 2010-10-25 19:29 | 科学英語

中村哲氏の現地報告会

パキスタンのペシャワールで医療活動に従事している中村哲氏の講演を聞く機会があった。高校の英語の教科書にも出てくる知る人ぞ知る有名人だ。

1984年に赴任して以来もう26年も現地で活動しており、今回は現地報告会と募金のための来日講演だった。映像を見せながらいろいろな話をされた。一番印象的だったのは、医者であるにもかかわらずパワーショベルに乗って用水路の建設現場で現地の人たちに交じって汗をかいているところだった。本人は最近では聴診器よりパワーショベルのハンドルを握っているほうが長いのではなどと冗談めかして話していた。

砂漠だった土地が、用水路が完成することで緑地化されていく様子には感動した。日本の江戸時代の護岸土木工事を参考にして、金網に栗石を詰め(当時は竹のかご)それを用水路の両サイドにはきれいに組んで、さらに柳の木まで植える土木工事は素晴らしいものだ。

今年は4月に田植えができるまでになりすでに収穫を終えたとのことだった。現地にこれだけ溶け込んで支援活動をしている日本人がいることがうれしい。まさしく文字通り井戸掘りからの支援活動だけに、現地の人たちの驚きと感謝は並大抵のものではないと感じた。

中村氏の話の中で、日本人と言うだけで尊敬され大事にされるわけが二つあるそうだ。もちろん自身の30年近い活動が現地の人たちに評価されているとは思うのだが、それ以外に二つ。
ひとつは100年以上前の日露戦争で大国ロシアを破った日本という国のイメージから。
もう一つは、広島・長崎の原爆投下からの復興と平和主義の国日本というイメージからだそうだ。

日露戦争に関しては当時のロシアの近隣国家は、たとえばトルコ、フィンランドなどは特に、日本に拍手喝さいを送ったとよく聞く。フィンランドには確か東郷平八郎という名前のビールがあるはずだ。当時の欧米列強の植民地政策に対抗するために日本がいかに苦労し日露に勝利したかは評価されてもいいかもしれない。しかし司馬遼太郎氏にいわせればそのあとがいけない。

海外支援といえばODAで金をばらまくイメージがあるが、民間人がこんな感じで現地で国つくりに汗を流しているのをみると応援したくなる。
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by attainmentofall8 | 2010-10-25 00:10 | 雑感

ふぐ鰭酒

新橋の新橋亭で行われた郷里会、盛会で終わることができホッとした。

焼酎の判別ゲームが意外に受けた。4種の焼酎から村尾を特定するゲームだが10名チャレンジして正解できたのはたったの二名。村尾酒造のすぐ近所の方と今回村尾焼酎を持参していただいた方だけだった。普段飲みなれている焼酎ではないので当然と言えば当然の結果である。かなりの通でなければ見分けるのは無理というのが分かった。4種をすべて当てるなどとてもできるものではないと思う。

笑いヨガの先生も盛り上げてくれて予想以上の受けであった。ご年配の方たちが多いのであまり笑わないのではというのは先入観で、みなさん普段から健康には気を付けていらっしゃるようで、すぐに溶け込んで笑ってもらえた。ほんの10分くらいの実演であったがみなさん汗びっしょりになるくらいの運動量だった。

ところが、あとで90歳の大先輩が体調を悪くされて救急車が呼ばれたのには驚いた。笑いすぎて血圧が高くなったのではないと思うが、毎日ウオーキングとカラオケで健康を気遣っていらっしゃる方だけに心配だ。

二次会は新宿の居酒屋に直行。先輩の行きつけの店らしく開店前に入れてもらって4時間以上いて盛り上がった。久しく新宿には行っていなかったが、落ち着いた雰囲気で新宿らしからぬいい店だった。刺身の舟盛り、松茸の土瓶蒸し・・・・・。ふぐ鰭酒でかなり酔いが回ってきた。
いつも焼酎しか飲んでいないせいか、よけい酔いがまわった気がする。

なんとか電車で帰り着いてパソコンに向かってこうして書いている。きょうはこのくらいで…。
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by attainmentofall8 | 2010-10-23 23:20 |

郷里会

明日新橋で開かれる郷里会で司会進行を担当することになっている。少し買い出しに出かけてきた。
これまで先輩方がやっていたのをつまらないと批判したら、お鉢が回ってきた。毎回、延々と会計報告と自己紹介で終わっていたのを、正直につまらないと言ったまでなのだが・・・。

というわけで、もう一人の先輩と話し合ってこれまでと違う会にしようと決めた。来てよかったというおみやげを持って帰ってもらえる企画をだそうと知恵を絞ってきた。

ひとつが、年配の方が多い会なので、健康と笑いの効用に注目して「笑いの先生」を呼んだことである。笑いを一種の体操と考えて大いに笑ってもらおうという企画である。どういう反応があるかこちらとして心配な面もあるが、笑いのプロだから普段ほとんど笑わない人たちをいかに笑わせてくれるか楽しみだ。

もう一つは、焼酎の利き酒というか判別ゲームをやるというものである。村尾、五代、白波、明るい農村の芋焼酎4種をそろえた。普段ブランドで飲んでいる面があるので意外と判別は難しいと思う。4種全部あてた参加者の会費は無料にしてもいいくらい価値があると思う。

村尾は今でも入手が困難な焼酎だが、先輩が持っているということで持参してもらうことになった。村尾酒造は二つブランドがあり、庶民は「薩摩茶屋」、高級品好みは「村尾」という印象である。幻と言われるだけに僕も一度しか飲んだことがない焼酎である。

企画は他にもあるがメインは上記の二つである。今年の反応をみて来年の企画は考えることにする。とにかくマンネリになりがちな郷里会だから、ワクワクお得な気分になって帰ってもらえれば成功かなと考えている。
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by attainmentofall8 | 2010-10-22 22:38 | 雑感