日々の雑感


by さむちゃん
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カテゴリ:英語( 45 )

翻訳

今朝、NHKの番組「課外授業」に翻訳家の鴻巣友季子さんが出ていた。
有名人が出身小学校を訪ねて、自分の専門分野の話をするという番組である。鴻巣さんの場合は、6年生に「The missing piece」を翻訳させる授業をしていた。辞書を引き引き悪戦苦闘して訳を作り上げていく様子を見ていて、子供の才能と感性の豊かさに驚いた。

番組の中で、鴻巣さんは、I love you. をどう訳すか子供たちに質問した。いろいろ出尽したあとで、夏目漱石という文豪は「今夜は月が綺麗ですね」と訳したことを紹介する。大学の比較文学論か何かの授業で習ったことがフラッシュバックしてきた。ほとんど忘れていたのを思い出させてもらった。

明治の時代に、学生たちが皆「我、汝を愛す」とか訳していたのに耐えかねて、ちょっと意表を突くような訳を試みたのだろう。状況があれば斬新な飛躍した訳も可能だし、むしろ日本人のメンタリティーに合っているということを示したかったものと想像する。

夜道を二人並んで歩いている状況を考えた時、何かに共感しあえる、共感できる言葉が見つかるならば、それがすなわちI love youになるということである。多弁は不要である。たまたま月の綺麗な夜なら「今夜は月が綺麗ですね」で十分だろう。女性の方は何と応えるか。「そうですね」で十分だろうが、「満月じゃなくてよかったわ」なんてくるかもしれない。(笑)

俵万智のサラダ記念日にある、
「寒いね」と話しかければ「寒いね」と答える人のいるあたたかさ 
という歌に通じるところがある。この「寒いね」の心奥にある思いはI love youという気持ちと考えても大きく外れてはいないだろう。
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by attainmentofall8 | 2012-02-18 16:08 | 英語

ジェーン・フォンダ

TIMEにJane Fonda(ジェーン・フォンダ)のインタビュー記事が出ている。

1970年代はベトナム反戦運動の闘士として北ベトナムで派手なパーフォーマンスを演じたり、80年代には派手なレオタード姿でエクササイズのビデオテープを発売して大当たりした彼女である。

本業の映画では、On Golden Pondが一番印象に残っている。実の父親と共演して、父親ヘンリー・フォンダに主演男優賞を取らせてあげた作品である。ヘンリーの奥さん役を演じたキャサリン・ヘップバーンも主演女優賞を受賞した名作だった。

そんな彼女ももう73歳。しかしながら今でもバリバリの現役だそうだ。インタビュアーのBelinda Luscombeがうまく聞き出しているが、Do you go up and ask? と訊かれて、Sometimes, actually.と答えている。年を感じさせない化け物女優というところだろうか(笑)

最期にWhat would the older you say to the younger you? という質問に、This too shall pass. It’s much more important to be interested than to be interesting.と言っている。今のあなたが若い頃のあなたに何か言うとすれば何と言いますか? やがて過ぎ去ることよ。興味の対象になるより興味の主体になる方がずっと大事よ。こんな感じだろうか。

なるほど、ベトナム反戦運動で裏切り者とレッテルを張られ、つらい時があったのだろう。彼女は若気の至りと行き過ぎだったことを謝罪したが、ベトナム退役軍人やその家族からは蛇蝎のごとく嫌われた過去がある。

This too shall pass.を座右の銘にしている親友がいる。「終わりは必ずある。やがて過ぎ去ることである」という楽観的処世術があれば、苦難に遭遇しても切り抜けていけると思う。僕もこの言葉を教えてもらってずいぶん救われた経験がある。そういえばノーベル賞受賞者の根岸英一氏が若者に向けて、Pursue your lofty dream with eternal optimism.(永遠の楽観主義をもって高い夢を追い続けよう)と言っていたが、これに通じることかも知れない。
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by attainmentofall8 | 2011-08-22 21:45 | 英語

センター試験英語

昨日のセンター試験の英語問題をみてみたい。

例年通りの問題形式に変わりはなかった。発音、アクセント、文法・語法、構文、語彙問題、さらに長文の内容把握、要約と多彩な問題構成になっている。

英検3級、準2級程度の基礎力にプラス2級レベルの単語熟語をインプットして、仕上げに長文の速読即解までやれていれば最後の問6まで制限時間内(80分)に解ききれるだろう。リスニング問題は抜きにして、200点満点で平均点は120~125点くらいではと予想する。

例年感じることだが、中学英文法の基礎が抜けているのに英検2級レベルの難しい問題ばかりやって本当の実力が身についていない受験生が多いということである。なかにはテクニックばかりを追いかける者もいる。やはり第二外国語として英語を選択したからには、知識の集積の加速化と記憶の定着化のためにもぜひ基礎英文法から始めてほしい。これこそまさに「急がば回れ」である。

動名詞と現在分詞のing形の区別がつかないとか、動詞の語法を考えるのに大事な文型がさっぱりとか、三人称単数現在のSも複数形のSもわからないという、驚くような高校生もいるのである。抜けた部分を埋めなければ、線にも面にもならないし、本質がわからない英語理解に終わってしまう。膨大な時間をかけてもったいないことである。

受験生のミスしそうな問題を抜粋してみる。
通し番号17
My brother loves baseball. He’s an enthusiastic, ( ) not a gifted, player.
① as ② if ③ or ④ so
挿入節if he is not a gifted player (天性のプレーヤーじゃないとしても)の省略形になっている。

通し番号23、24
“What’s up with Jack? He seems so happy.”
“He applied for a new job, and [ the company called him in for an interview].”
カッコ内の単語を並べ替える問題だが、inの位置の間違いが多いと思う。call +O+in for ~ (~のためにOを呼ぶ)

統計資料や新聞の購読方法のリーフレット、絵を見て答える問題など、英語以外の実力で正解が導き出せるところがある。奇しくも今朝の朝刊に、慶応大学が来年度からセンター利用受験から撤退するというニュースが出ている。「優秀な学生の獲得をめざし、独自の特色ある入試を導入する」そうだ。これは暗に、センター試験では本当の英語力は測れなくなってきていると言いたいのだろう。

予備校や塾であの手この手の裏技を教えることに執心して、本当の基礎力から教えない傾向があるのも事実だ。最近では学校が予備校化して過去問ばかりやらせているのも拍車をかけているように思える。
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by attainmentofall8 | 2011-01-16 12:10 | 英語

クレイジー・ホース

通りを歩きながらちょっとユニークな名前の店や飲み屋の看板を見つけると調べてみたくなる。子供の名づけと同じで店主は思いを込めているのだろう。

クレイジー・ホース(Crazy Horse)という名前のパブがある。勇猛にしかもガンホー式に売り上げを上げているのではと思ってしまう。暴れ馬、じゃじゃ馬のイメージを持ってしまうせいか、クレージー・キャツツ(Crazy Cats)のイメージの比ではない。

そういえば、シェークスピアの喜劇に「じゃじゃ馬ならし」というのがあった。こちらはThe Taming of the Shrewが原題である。じゃじゃ馬のカタリーナを求婚者ペトルーチオが自分好みの貞淑な妻に変える話。映画「プリティー・ウーマン」もコールガールのジュリア・ロバーツをリチャードギアが変身させるストーリーだった。そのうち女性が草食系男性を自分好みに変える映画も出てきそうだ。

クレイジー・ホースは白人の侵略者からラコタ族が住む土地や聖地ハパ・サバ(ブラックヒルズ)を守るためにシティング・ブル(Sitting Bull)とともに白人と戦い、1876年にはカスター(Custer)中佐率いるアメリカ軍第7騎兵連隊を全滅させた「リトルビッグホーンの戦い」などで知られる勇敢なラコタ族の勇士である。

アメリカサウスダコタ州に、クレイジー・ホース記念碑というのがある
アメリカ合衆国建国の大統領の巨大な顔の彫刻があるラシュモア山に対抗して、インディアンの偉大なヒーローであるクレイジー・ホースの彫刻制作を1947年に始めたのに由来するらしい。

1947年、ラコタ族の酋長ヘンリー・スタンディング・ベア(Henry Standing Bear)が、彫刻家コルチャック・ジオルコウスキーに依頼する。コルチャックはクレイジー・ホースの彫刻制作に専念するが、1982年74歳で亡くなる。

その後コルチャックの家族がその遺志を継いで彫り続けている。クレイジー・ホース記念碑はいまだ未完成で、現在も制作中である。1998年顔の部分が完成。全て完成するとクレイジー・ホースが馬に乗り指を指している姿で、高さ170m・長さ195mと世界最大の彫像になるという。
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by attainmentofall8 | 2010-10-31 20:35 | 英語

Resolute Desk

10月英検準2級問題に、ホワイトハウスの大統領執務室で使われているResolute Desk(レゾリュートデスク)の由来が出ている。あのよくテレビなどで目にするオーバルオフィスの重厚な机である。

1845年にイギリス人ジョン・フランクリン卿は二隻の船を引き連れて北極海を抜けてアジアに至る航路を開拓する旅に出かける。しかし行方不明になって消息を絶ってしまう。

そこで1848年、イギリス海軍のResoluteレゾリュート号と数隻の船が捜索に向かうが氷に阻まれ立ち往生してしまう。乗組員たちは船を捨て脱出する。しかしながらのちにレゾリュート号はアメリカ漁船に発見されコネチカットに曳航される。

当時英米は不仲ではあったがアメリカ政府は修理して1856年にイギリスに引き渡す。イギリスはその後23年間レゾリュート号を海軍で使ったあと解体。その時その材木を使って作られた机がResolute Desk(レゾリュートデスク)で、ビクトリア女王がアメリカ19代大統領ヘイズにお礼として贈呈する。

今ではイギリス・アメリカの友好の象徴になっている。
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by attainmentofall8 | 2010-10-27 22:41 | 英語

Pictures of Flower People

アメリカの友人から不思議な芸術写真を送ってもらった。最初本物の花かと思ったくらい精巧にできているので驚いた。

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by attainmentofall8 | 2010-10-18 22:52 | 英語
ハロウィーン(Halloween)の飾り付けがにぎやかになってきた。通りを歩くとどこかの店の軒先や店内にジャコランタン(Jack-o’lantern)の黄色いかぼちゃが飾ってある。

でもほとんどがポリエチレンの樹脂製だ。本物のかぼちゃ製のジャコランタンは目・鼻・口をくり抜いて中にろうそくを灯せるようになっている。アメリカのニューヨークで見たものは2~300㎏はありそうな大きな黄色のパンプキンだったのを思い出す。

今では完全に日本のお祭り行事に組み込まれた感があるハロウィーンだが、もともとはアングロサクソン系の祭日である。万聖節(11月1日)(All Saints’ Day、Hallowmas)の前夜祭Halloween(11/31)のことである。古代ケルト起源の宗教行事で亡くなった人がよみがえるとされる万聖節で、家の前をうろつく悪霊たちが、仮装した姿を見て逃げていくようにするためだったとか。

悪魔などに扮装した子供たちがTrick or Treat!(ごちそうくれなきゃ、いたずらするぞ!)と言って近所を回りお菓子や果物をもらう楽しい行事でもある。以前アメリカでは毒入りのお菓子をもらって死んでしまうという事件があったが、物騒な世の中である。

クリスマスといいこのハロウィーンといい日本人は外国文化をほんとに巧みに自国文化に組み込んでしまう。しかもいいとこどりで商売と結びつけるのである。九月からハロウィーンまでの秋の商戦はハロウィーンセールといっていい。

日本ではハロウィーンとクリスマスの間の感謝祭(サンクスギビングデー)(Thanksgiving Day)(11月の第4木曜日)まではまだ取り入れていないようだ。感謝祭は神に収穫を感謝する祭りであるが、もともとはメイフラワー号に乗ってアメリカに入植した清教徒たちがインディアンに助けられたお礼に翌年の秋の収穫祭に招待したのが始まりと言われている。

秋の日のつるべ落としというが、アメリカの秋はハロウィーンから始まりサンクスギビングデー、クリスマスとあっという間に流れていく。日本でいう正月気分でクリスマスまで過ごすような感じだ。そのせいかクリスマスがすめば通常の生活に戻り、大晦日・元旦もほとんど休暇気分にならないでやり過ごせるのだと思う。

そういえばもう20年近くになるだろうか…、アメリカに留学中の日本人高校生服部君がハロウィーンの仮装をして近所を訪ねたら銃で撃ち殺されるという事件があった。本当に痛ましい事件で、この季節になるとFreezeフリーズを思い出す。
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by attainmentofall8 | 2010-10-17 22:20 | 英語

monokiniモノキニって?

フランスのビーチから「Monokini(モノキニ)」が消えてるそうだ??

Monokinis appear to be out, bikinis in.
Going topless has fallen out of fashion on the beaches of France. A younger generation is less-enamored, calling it passé.
(The Daily Yomiuriに載ったLos Angeles Timesの記事より抜粋)

モノキニがすたれてビキニが当節の流行。
フランスのビーチからトップレスがなくなった。若い世代はトップレスを好まなくなり時代遅れと考えている。

1970年代にフランスのビーチで大流行したトップレスが今は全然流行(はやり)ではないそうだ。当時、社会運動にもなったウーマンリブやピルなどの影響でビーチに跋扈していたトップレス女性が、昨今ではほとんど見かけられないという。

日本のコスプレが大人気のフランスの若い女性たちにとっては、トップレスは「かわいくない」ということだろう。「かわいい」のはビキニスタイルという流行になっているようだ。

この記事で、注目したのはMonokiniという言葉である。正直Bikiniは知っていたがmonokiniは知らなかった。ただこの記事を読めば意味は歴然とする。BikiniのbiがBicycleのbiのように「2」を意味するという連想からmonokini(monoはモノレールやモノトーンのように「1」を表す)という言葉が生まれたのだろうと思われる。
BikiniがTwo piecesの水着であるのに対して、Monokiniはビキニの下半分だけのone pieceの水着ということになる。

最近の若い女性が使う髪を束ねたりブレスレット代わりに使うフリル状のものを何というかもきょう初めて知った。シュシュと言うそうだが、フランス語でChouChouで英語ではScrunchieというのを初めて知った。知らないことだらけ…むなしさだけが残った一日だった。
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by attainmentofall8 | 2010-08-23 23:41 | 英語

うわっ、どういう意味?

必要に迫られながらも、なかなか英語が覚えられないという人のために昔から日本語の音に近い音を組み合わせて英語を覚えるというのがある。

昔から有名なのでは、
What time is it now? →「掘ったイモいじるな」
I’m getting off. →「揚げ豆腐」

最近僕が知って傑作だと思うのが、
What do you mean? →「うわっ、どういう意味?」
Sit down, please. →「知らんぷり」

揚げ豆腐以外は、僕が試したところでは通じるのでびっくりした。日本語らしくはっきり言わないで、リズムを重視するような感じでむしろ口をつぐんで言ってみると通じやすい。(笑)

新しい言語習得の実験として始めた僕の韓国語は全く頭に残らない。英語の苦手な人の気持ちがよくわかるようになった。場面に応じた表現を50~60回繰り返さないと自然に口をついて出てこないように思う。上記のような日本語に似た音で覚えようとするが逆にこんがらがってしまう。この方法には限界があるのでやはりひたすら耳をすましてそれを繰り返すのが一番の方法と納得している。

もちろんこれは受験英語の場合はあまり当てはまらない。海外旅行のためにちょっとした英語の表現を習得したい初心者にいえることである。
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by attainmentofall8 | 2010-08-20 22:39 | 英語

中国人の語学習得

中国人の日本語習得の速さというのにはいつも驚かされる。昨日の「おいどん」のウエイトレス、来日してまだ二年半で日本人と変わらない日本語をしゃべるのには本当にびっくりした。それも来日するまで日本語はとくに学んだことはないという。

アメリカにいる時も中国人の英語習得の速さに度肝を抜かれたことがあった。自国に13億の人口をかかえ、世界中に中国人がいないところがないと言われるほどの中国人である。現地語の語学習得にたけているのは国民性のゆえだろうか?

どうも中国人には、語学習得に必要な「強烈な動機」があるようだ。あえてもう一つ付け加えれば、日本人みたいな引っ込み思案のタイプは少ないし大陸的なおおらかさで間違いをほとんど気にしないということだろうか。機関銃みたいにブロークン英語で話されてさっぱりわからなかったこともある。(笑)気にしないどころか嬉々としてしゃべるから逞しいとしか言いようがない。

ある期限内に習得しなければ強制送還になって殺されるかもしれないといったような鬼気迫る内的動機があるように感じる。昔、明治維新期に日本人が欧米に留学して短期間に語学のみならず先進技術や知識を習得して帰ったあの気概に似たところがある。

机上で学ぶのと合わせて、アルバイト先などの実地で学ぶ姿勢が徹底していることもいえる。数年前「時が滲む朝」で芥川賞を受賞した楊逸(ヤンイー)という中国人の女性がいるが、彼女も来日以来アルバイトをしながら、最後には日本語を教えながら苦学の末に受賞したという。

必要のないところに語学上達は望めないというという結論になりそうだ。
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by attainmentofall8 | 2010-08-19 20:11 | 英語