日々の雑感


by さむちゃん
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カテゴリ:受験( 11 )

合格の報

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受験が終わり高校・大学への進学が決まった報告をもらうのは教師にとっては何物にも代えがたい嬉しい時である。塾や予備校の教師はなおさらである。
勉強が嫌いな子でも、受験学年の一年間あるいは半年でも猛烈に学習に打ちこめたという体験は、人生の他の場面でも生きてくると思う。まさに身を削るような刻苦勉励を一生に一度でもすることは、一事専心という意味においても意義があると信じている。そういう思いを結果が伴うものにするのが塾や予備校の使命である。効率的な勉強法であり、精神的な支えであり、学校にはない羅針盤を提供する場である。

万人に受ける方法は教育においてはないと思うが、ちょっとした些細な言葉がとてつもない動機付けになることもあれば、自信を持って発した言葉が馬の耳に念仏であることなどざらである。それだからこそやりがいのあるおもしろい仕事といえる。

きょう高校に合格された生徒さんとお母さんが見えて、祝いの焼酎を持ってきてくださった。濱田酒造の黒麹造り「海童 祝の赤」である。モンドセレクションで3年連続金賞受賞の有り難い焼酎だ。今夜はこれから祝杯をあげたい。
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by attainmentofall8 | 2012-04-02 22:45 | 受験

越県入学

先日の南日本新聞によると、鹿児島県曽於市から宮崎県都城市の県立高校にかなりの高校生が越県入学しているという。

県立都城西高校には全校生徒797人のうち104人が鹿児島から通学しているそうだ。鹿児島県教育委員会によると、2009~2011年度に曽於市から宮崎県の高校に進学した生徒は、中学卒業者の約27%にあたる321人。逆に宮崎から曽於市の県立高校へ進学したのは半分の150人。

教育格差つまり教育内容を含め進学率や部活動や魅力的な学科を持っているかどうかを総合したものと考えると、すでに鹿児島の曽於に限っては宮崎との間にかなりの格差が生じていることになる。世帯こそ移動しないものの生徒の移動が現に起こっている。

偏差値ランキングを見ると、宮崎県下では宮崎西高校(理数)を筆頭に、宮崎大宮、都城泉ヶ丘、宮崎南と続き都城西は20位くらいでつけている。都城西のフロンティア学科というのが人気だそうだ。一方、曽於市内の岩川、末吉、財部の3高校は地元の中学生からはあまり人気がないようだ。

このブログによくコメントを頂く宮崎市内在住のかたから教えていただいたのが赤ペン先生制度。公立小学校に地元のボランティアの方々が手伝いに行かれているそうだ。いい制度だと思うしこのようなソフトが宮崎の方が充実しているということだろう。高校の越県問題にしても魅力の差が如実にでた例だ。

曽於市の教育委員会は、有識者会議を開いて3校の統合案や改善案を取りまとめたそうだ。そして地区の検討委員会やPTAに提示したら大反発を招いたという。当然だろう。遠距離通学に配慮した交通体系の見直しというようなお堅い箱もの的提言が満載だから。当事者に訊けばいいものをと思う。中学生がなぜ地元の高校を嫌って都城まで通うのか。

先生のレベルをふくめてこの高校に進学しても将来が開けないと思われているのだろう。同じ予算を使うのであれば、鹿児島市内から予備校や塾の先生を呼んで部活動的な補習授業をするというのも手である。いま大学もそうだが高校も育てて伸ばして出す面倒見の良さや丁寧さがないと、歴史と伝統を持つ高校には逆立ちしてもかなわないだろう。伝統校の生徒がムードで引っ張られて実績を上げるのとはわけが違う。

部活動にすることで指導の先生も無料の補習ではない部活手当がついたり、外部の講師を部活指導者という形で抵抗感なく招聘できる利点があるだろう。もっとソフト面で充実させる方策を探ってみたらいい。今ふっと湧いてきたのは、越県入学を希望する生徒たちは、都城という街に対して曽於市にはない都会感覚を感じて引き寄せられているのかもしれない。
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by attainmentofall8 | 2011-10-01 21:14 | 受験

大学の生き残り策

大学全入時代と言われて久しい。四年制大学で定員割れを起こしている大学は4割にも達し、充足率が5割未満の大学は全国で十数校あると言われている。まさに大学の存亡がかかっているところもあるということである。

俗にチャイルドショックといわれるが子供の数が減少してくるということは、かなり以前から予想されていたにもかかわらず、箱モノの大学はどんどん創られてきたところに問題がある。原発と同じで政治的な力でしょうがなく創ってしまったということであろう。

今全国の大学が学生募集に躍起になっている。AO入試など青田刈りのようなものでレベルは下げてでも早めに入学者を確保しておこうという大学の思いから生まれたものである。定員割れが表面上減少してきても内実はレベルを下げて何とか数字合わせをした結果だともいわれる。

このような状況で学生をいかに集め質を維持するかは各大学の知恵の出しどころである。だいたい共通認識になっていることは、次のようなことである。
①入学時の成績はあまり問わずに、入学後いかに育てて卒業させるか。伸び率重視。
②18~22までの限定された年齢層の学生だけでなく、生涯教育の一環あるいは学び直しとして広く社会人を受け入れる。教員の活性化にもつながる。
③ある程度専門学校化して学生に資格を取らせたり実践力を身につけさせる。
④地方の大学にとっては遠方から学生を集めようとするより、せいぜい県単位でまめにリクルートする。付属校、提携校との連携を強化する。
⑤就職まできちんと面倒を見る。

④に関連して、卒業生あるいは学生が出身高校に戻って成長した姿を見せるのが一番効果的な宣伝になるのではないか。

大学も地域住民との接点を持つべきだろうし、逆に自治体も誘致後のリクルートという応援も忘れないでフォローしなければならないだろう。
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by attainmentofall8 | 2011-06-06 23:17 | 受験

入試問題流失

携帯を使った大学入試の不正疑惑事件も佳境に入ってきている。近いうちに犯人も特定されるだろう。大相撲の八百長事件より先に全容が解明されそうだ。もし単独犯で愉快犯だとしたら、世間の目を他の大事件からそらす意図でも持ってやらされたのではと疑ってしまうくらい間抜けな犯行に思える。

ヤフーの掲示板「ヤフー知恵袋」に投稿して、試験の最中に回答をもらうなどどう考えても抜けているとしか言えない。足がつくのは目に見えているのになぜそんなリスキーなことをしたのか不思議だ。

間抜けな高校生だが、潜在的にはもっと巧妙なIT機器を使った手口もあるということを喚起してくれた点では功績があったと言える犯行だ。これまでほとんどの大学が携帯やそのほかのIT機器による不正に対してはノーマークだったのだから。

スパイもどきの精巧な機器を使えばもっと巧妙に堂々とカンニングができると思う。実際そのようなことを想定した対策や防止策は全く講じられていない。検討すらされていないところが日本人らしい。性善説に基づいているから、こんな事件が起きる前にでも対策を講じようものなら批判の声が上がりそうだ。

今回の事件受けて、試験会場の大学を電波が飛ばないようにするとか、テロ防止並みの厳戒なボディーチェックをしたらどうかというのに対しても腰が引けた意見が大勢を占めているようだから。

良心にまかせて、携帯を試験前に紙袋に入れて提出させたとしても2台目3台目の携帯を持っている受験生もいるので完璧を期すことはできない。だから厳しい所持品チェックをしたらという意見に対しては、受験生が緊張するから慎重にという意見が出される。全員をチェックするのだから不正をなくそうとするならそれしかないように思うのだが…。

仮の話だが不正で入学したとしても、大学全入時代の大学教育の質とレベルでは、他の学生と大差なく最後までやりおおせてしまうのではないだろうか。暗記中心の入試問題と入学後はコピペでうまく泳いでいけるという意味では、入試は形骸化している。

地方の大学は特にどのような学生を求めどんな学生に育て上げて社会に出すかで真価が問われる時代であるのだから、入試の負担は増えるだろうがAO入試の厳密化の方が得策に思う。学生が集まらなくてキャンパスを移したり潰れたりする厳しい時代である。

高校の授業を正常に戻すという観点からは、基本的にAO入試に全面移行したらいい。高校時の成績、課外活動、ボランティア活動なども加味した推薦状を出願時に提出させる。そのうえで従来の学力試験を確認程度でチェックしたほうが、良い学生がとれるはずだ。

予備校に通っている高校生は、高校の授業を全くあるいはほとんど聞いていないと聞く。高校側も必然的に予備校化してしまう。本来予備校には上の1割と下の2割がいけばいいと僕は思う。そうすれば高校の先生も中間の生徒に合わせて理解できる満足してもらえる授業をやれるだろう。

岡目八目でみていると、今の高校の先生方(全部というわけではない)は基礎をきちんと教えないでいきなり入試の過去問題演習をやらせたりして予備校のまねごとをしているという印象を受ける。「簡単なことばかりやっている」と、一握りの予備校に通っている上位の生徒の冷たい視線に耐えられないのだろうか。

閑話休題
入試の厳正を期すのであれば、いたちごっこになるだろうが厳しい所持品チェックをすれば済むことだ。それと、ここ10年ほどの急速なITの発展に合わせた入試の斬新な刷新が求められている。
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by attainmentofall8 | 2011-03-02 21:45 | 受験

無心

受験生にどんな励ましの言葉が効果的かといろいろ考えて、結局最近ではこんな言葉をかけるようにしている。 「満点採らないようにね!」「合格しようと思っちゃだめだよ」「落ちてもいいからね」
もちろん受験生にもよるが、周囲の期待を一身に背負ってコチコチになってしまった受験生には効果的なようだ。

「平常心で」とか「無心で」と言っても漠然としてわからない場合が多い。緊張するかどうかは自信のあるなしによるようだ。誰よりも多い練習量を誇っているようなスポーツ選手は自然に自信がみなぎってくるのと同様に、勉強についてもいえる。量が質に転化するようなクリティカルポイントを経てきた受験生なら顔つきでわかる。

無心ということで興味深い話が、津村陽著「薩南示現流」にでてくる。示現流の開祖の東郷重位が坊津の御用掛り早水吉左衛門と鰻と鯉の摑み取りをする場面がある。早水が実に巧みに2尺ほどもある鯉を捕まえると「鯉は捕まえようと思えば逃げていく。捕まえる気などないよ、逃げてもいいよ、と心の中で繰り返しながら胸を寄せていけば鯉は不思議と身を寄せてくる」と語る。

東郷もそれに応えて「剣の道も同じである。相手を斬ろうと思えばなかなか斬りにくい。斬らないからかかってくるなと念じつつ相手に向かえば、かえって刀は自然に動き斬れるものだ」という。

示現流兵法心得の一つに、刀は抜くべからざるものなり、とあるがそれに通じる逸話である。無心ということの説明にもなっているように思う。

受験で多少の緊張はプラスに作用するとしても、過度の緊張は自身のなさからくるものだろう。過去の模擬試験の結果がどうあれ過去は過去、この本番で実力が出し切れればいいのである。

英語ではBreak a leg!(がんばれ)と言う。縁起の悪いこと忌み言葉を先に言っておこうという表現である。さしずめ「満点とるな」も「落ちてもいいぞ」も無心の心で臨めということを言わんがための逆説的な言い回しである。合格祈願!!
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by attainmentofall8 | 2011-02-02 22:01 | 受験

受験シーズンの到来

きょうから2月。受験シーズンの本格的な到来である。1日のきょうから都内・神奈川の中学受験がスタートした。全体的に受験生の数は減少しているそうだが男子御三家(開成・麻布・武蔵)、女子御三家(櫻蔭・双葉・女子学院)などは相変わらずの人気のようだ。小学生のうちから勉強ばかりさせて…可哀そうにという声をよく聞くが、昔も今もこればかりは変わりないようだ。

昔はそのような子供がいることが広く知られていなかっただけで、昔の方がもっと徹底した厳しい勉強をしていた。裕福な家庭の子弟は決まって一流の学者先生に個人授業を受けていたらしい。白洲正子の自伝によれば、明治時代に小・中学生だった彼女は、アメリカ留学から帰国すると近所の大学教授上がりの先生に古文を、小学校の校長先生から漢文を個人教授してもらっている。源氏物語の注釈書である湖月抄(1673年成立)を使った大変レベルの高い授業である。
結局、当時の皇族や華族、高位高官の子弟、豪商の子弟は超一流の環境で教育を受けていたということである。塾も限られた家庭の子弟しか通えなかった。

ところが、戦後高度経済成長にさしかかったあたりから、教育熱が高まり塾が乱立して受験戦争といわれるような状況を呈するようになった。ニュースで煽られた面が多分にあるだろう。最初は棲み分けや階層化があったようだが、今は受験がほぼ完全に大衆化している。

しかしやはり教育環境の良し悪しで進路が決まってしまうという現実はある。受験は頭の良し悪しというより、正規の義務教育以外にどれだけ質のいい教育を受けられたかで決まってしまう面が大きいからである。秀才は作られるともいえる。例外的に超がつくような頭脳の持ち主もいないわけではないが99%は、水を得た魚のごとく環境によって学校秀才になっていくといえる。

それがいいことかどうかはここでは言及しないが、個々人の夢の実現に最短距離で行ける手段を手に入れたといえる。

閑話休題
いろいろな受験生をみて毎年感じることは、秀才といわれる受験生に限って基礎を大事にするということである。基礎の見直し、繰り返しを厭わず淡々と黙々という感じである。直前になって手当たり次第に参考書や問題集を買いまくったり、学校案内を見て頭をひねっているような受験生もいるのだから月とスッポンである。

このブログのコメントにマイム博士から、感謝と素直が大切という言葉を頂いた。これは受験では非常~に重要なポイントである。その人の持つエネルギーを何倍にもしてくれる源泉になるからである。有り難い環境を戴いたことを親に感謝して、すこーし批判的素直さで受験勉強に取り組み入試に臨めば核爆発のようなエネルギーを生み出せると、僕は長年の経験から信じている。
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by attainmentofall8 | 2011-02-01 23:16 | 受験

験担ぎ商品

今日はセンター試験一日目。教師の側では何もできないのでもう祈るしかない。
受験はまぐれで落ちる(実力以下になる)ことはあっても、まぐれで受かる(実力以上の力がでる)ことはないと思っている。スポーツの世界では「火事場の馬鹿力」が出ることもあるかもしれないが、受験では実力相応というのが経験から言えることだ。

ただ受験生心理として、験(ゲン)を担いであれこれ試してみたくなる。昨日ある生徒が見せてくれたのは、脳のエネルギー源―脳に速効ブドウ糖の顆粒である。まさかポパイがほうれん草を食べていきなりもりもりムキムキになるようにはいかないが、多少脳に栄養分が補給されるのはまちがいないだろう。

一昔前は、受験の数時間前にコーヒーを飲むと頭がスカッとするというので、飲みなれない中学受験生にまで少し飲ませるというのが流行ったこともあった。これから比べれば、受験生の脳に速効ブドウ糖などというしろもの、出るべくして出てきた商品といえる。

ジャンクフードでも、受験生の験担ぎの心理をついて売り上げを伸ばそうと躍起である。ネスレのキットカット(KitKat)や明治製菓の一連の験担ぎ菓子など一番人気のようだ。

以前生徒から、「なぜキットカットが験担ぎになるんですか?? きっと足切りカットとも読めるから不吉極まりない菓子じゃないですか?!!」と訊かれたことがあった。あれは多分鹿児島弁「きっと勝っとよ」だと思う。全国版にするには無理があるようだねと答えたが真相は定かでない。

明治製菓の験担ぎ菓子は徹底している。ウカール、ハイレモン、グミチョコをそれぞれ「受か~る」「はいれるもん」「勝ち組チョコ」にかえて合格祈願の体裁の袋に入れている。無理やりこじつけもここまできたらもうこの商魂のたくましさに感心してしまう。正直なところ受験生にはあまりジャンクフードは食べてほしくないが…。

験を担いで、合格祈願菓子を食べようが、脳に速効のブドウ糖をとろうが合否にはあまり関係ないように思う。人事を尽くして天命を待つしかない?!
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by attainmentofall8 | 2011-01-15 10:02 | 受験

大学入試、センター試験

明日、明後日(15、16)はセンター試験。受験生の緊張も高まってきていることだろう。
NHKニュースによれば、今年の受験の特徴として次の3つを挙げていた。

①少子化の傾向にもかかわらず大学受験生の志願者は増加している。センター試験に限っては、高校の新卒者は106万人と少し減少しているのに、志願者は55万9千人と増加している。現役高校生の実に41.5%が今年はセンターを受験するそうだ。

②理高文低 ― 理系の志願者が多く文系の志願者は減っている。就職に有利な看護・保健・医療関連の分野が増えている。

③早く決める  AO入試の人気で10月11月に早々に大学合格が決まる高校生もいる。定員割れの大学が38.1%もあるらしいが、早めに高校生を獲得しようといる動きだろう。

④安・近・職 授業料の安い国立公立あるいは私立でも安い方に志願があつまる。下宿や寮より自宅から通える近場の大学が人気。資格が取れる学部に人気が集まっている。文系では法学部の人気に陰りが出ている。当初の計画より司法試験の合格者を出さないので嫌われたのかもしれない。安定した職業の教師になるために教育学部に人気が戻っている。

大学受験情勢や、高校生・大学生の就職状況から世相がわかると言われる。上記の分析から、まさに敏感に日本経済・家計や社会不安を如実に表していると言えないだろうか。

与謝野氏が経済財政相として入閣することが決まったそうだ。驚きの入閣であるが、日本経済が一刻の猶予もできないくらい逼迫しているという危機感の表れだろう。政治的な話は割愛するが、景気が上向いてほしいものだ。

受験生には常に言っていることだが、健康管理も受験勉強の一環である。風邪などひかないように最後の追い込みに頑張ってほしい。
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by attainmentofall8 | 2011-01-14 08:08 | 受験

大学受験

 今年も大学受験がほぼ終わりつつある。第一志望に受かった人は大いに喜びわが世の春を謳歌すればいい。合格という成功体験は後の人生でも大いに役立つ。入学してからは大学生として勉学に勤しんでほしい。今は入ってから大いに勉学に励む学生がいる一方で、全くといっていいくらい学業に興味を示さない学生もいる。大学全入時代の影の部分かもしれない。そのような学生まで入れて定員を満たさなければならないからだ。
 さて、この春の入試で受験に失敗した人、これで人生が決まってしまうわけではないし長い人生から見ればそれが吉と出るかもしれないのだから、深刻に考えすぎないで捲土重来を期してもらいたい。
第一志望校に入れなかった人、ショックをまだ引きずっているかもしれないが、昔と違って今は大学で何を学んだかが重要視される時代だから主席で卒業するくらいの意気込みで頑張ってほしい。日本の場合はブランドで大学を決めてしまいがちだが、アメリカでは大学の4年間は地元の大学に通っていい成績を残し、大学院を全米でもベスト10くらいに入る大学に進むというのがよくある。日本も大学全入時代になって、大学4年間は一般教養で専門は大学院でといった流れになるのではないだろうか。リメディアル教育(補習教育)を大学でやる時代だから、学部はきちんとまじめに勉強して実績を残してから大学院でステップアップするという傾向になると思う。英検、TOEIC、国連英検、などなど資格で実力を蓄えていき就職活動で優位に立つという戦略でいってもいい。採用者側から見れば受験での頑張り=ポテンシャルとみている嫌いがある。だから昔は、大学に入って頭をオールクリアにしてから企業にきてもらったほうが企業カラーに染めやすいという時代もあった。終身雇用制の時代と違って今は企業が自前で研修をのんびりやって教育するという余裕もないしする気もないだろう。即戦力を求めている傾向がある。つまり学生も英会話学院、簿記学校、法律専門学校などとダブルスクールで勉強せざるを得なくなっている。

マハトマ・ガンディーの言葉
Live as if you were to die tomorrow. Learn as if you were to live forever.
あした死んでしまうかのように生きなさい。永遠に生きるかのように学びなさい。
そういえば昔、受験勉強のコツはと訊かれて、「毎日、明日が受験日と思って勉強することだ」といった猛者がいたことを思い出した。
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by attainmentofall8 | 2010-03-05 23:36 | 受験

受験

受験シーズンになるといつも思うことがある。少子化で定員割れを恐れる各大学は学生の取り込みのためにAO受験と称して青田刈りをしているが、質を二の次にして定員確保に走っている印象を受ける。質の低下といえば、大学生で分数計算ができないとか、中学受験生がわかるような漢字が書けないといったものがある。英語はあまり伝わってこないが現状はどうだろうか。予備校の先生から聞いた話では、複数形のSも三単現のSも区別もおぼつかないといった超低レベルの学生がAOで受かってしまったそうだ。結局、中1で英語嫌いになってずっと引きずったまま、その場しのぎの勉強と要領で何とか落第しないでこれたものの身につく学習は何ひとつやってこなかったということだ。驚くべきことであるが、中学英語が満足に理解できない学生はわんさといるようだ。TOEICの500点は中学英語をきちんとやれば突破できるとTOEICの専門家はいう。身につく学習と中学英語をキーワードに考えるならば、反復学習の不足というかそもそもその必要性の認識がない人が多すぎるということだろうか。スポーツで考えてみれば、例えば野球やテニスなら素人であろうがプロであろうが素振りを繰り返すのは知っていても、英語習得にもそれが必要なことだと思い至らないのは不思議だ。学校で習う勉強が、英語に限らず反復学習と暗記で成り立っていると割り切れればもっと伸びるのにと思う学習者が多い。
別の観点から見ると、高校の現場にも問題がある。大学進学実績に躍起になって生徒のレベルも考えないで、有名進学校といわれる高校の教材や使用参考書等を使わせている。さらに洪水のように大量の単語やセンテンスを読みあわせすらしないでただ暗記してくるようにと指示してテストを行っているところがいかに多いか唖然としてしまう。基本の反復がまったくなされていないというのが現状である。
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by attainmentofall8 | 2010-02-15 00:58 | 受験