日々の雑感


by さむちゃん
カレンダー

2013年 08月 15日 ( 1 )

終戦記念日

きょうは終戦記念日。
戦後70年近くたって、総理大臣も戦後生まれ。しかも戦後生まれの人口は総人口の75.5%となり,総人口の4分の3を上回っているそうだ(平成20年10月1日人口統計)。

戦争の悲惨さは、体験者の話や特攻会館や広島・長崎の原爆記念館などを見学しないと薄れてきているというのが実情であろう。大学生でも「日本はアメリカや中国と戦争をしたの?」と能天気なことを言う者もいると聞いたことがある。

薄れつつはあっても、近隣諸国から未だに戦争責任を言われたり、従軍慰安婦問題や靖国参拝問題などが外交問題に発展している状況を考えると、戦争を知らない世代でも考えさせられる。外交交渉のカードにしている面も無きにしも非ずであるが、それだけでもないところが複雑なのである。

きょうの南日本新聞に旧日本軍の化学兵器処理で、ヒ素廃棄物の最終処分問題が未解決であると出ている。南京市を含め現在までに約5万発を発掘回収済みだが、吉林省ハルバ嶺にはまだ30~40万発が埋まっていると推定されるそうな。

日本でも工事現場から不発弾が発見されることがたまにある。東京大空襲ではB29が約300機も飛んできて低空から絨毯爆撃をして焼きつくしたのだから不発弾が出てきても不思議はない。10万人以上が焼死している。鹿児島も3月18日、4月8日の空襲はひどかったそうだ。また広島・長崎では原爆で20万人以上が亡くなっている。戦争の悲惨さは筆舌に尽くしがたい。

信じがたいのは、戦争末期の3月10日に首都東京が大空襲を受け10万人以上が亡くなっているにもかかわらず、戦争終結の結論が出ていないことである。さらには7月28日に至っても鈴木貫太郎首相は連合国のポツダム宣言の受諾を拒否し、8月6日と9日の原爆投下につながるのである。当時一部の軍人をはじめ政治家の中には総玉砕を考えていたというからあきれる。

政府決定の優柔不断さは戦後処理をうやむやにしてきたところに引き継がれ、今の近隣諸国との軋轢・外交問題になっているように思う。言うべきことは言わねばならないが、やはり戦後処理をするという方向で向き合わない限り解決しない問題に思われる。

[PR]
by attainmentofall8 | 2013-08-15 19:20 | 雑感