日々の雑感


by さむちゃん
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2013年 08月 01日 ( 1 )

多様性を認める社会

先月末の山口県、周南市金峰(みたけ)集落で起きた連続殺人放火事件。容疑者も逮捕され一件落着のようだが、この事件の問いかけているものは大きい。

多様性(Diversity)がなかなか理解されない日本のしかも田舎の小さな集落で起きた悲劇といえる。外国人ならまだしも同類であったところが悲しい。報道によれば、容疑者は両親の面倒を見るためにUターンして、しかも村おこしのためにいろいろな提言もしていたという。いろんな因縁が重なってのことだろうが、この集落の長(おさ)、長老は何をしていたのだろうか?!と思う。

大人のしかも知恵も人生経験も豊富であろう老人たちが、自分たちと違っている、変わり者だという理由でつまはじきにして、挙句の果てには殺人・放火まで招いたのだから、可哀そうを通り越して事前にもっと対応の仕方があったのではないかと、岡目八目で後知恵かもしれないが残念に思うのである。容疑者を擁護するといった話ではない。この種の事件は、どこの田舎の集落でも起こり得ることだけに、一人対集団の場合、集団側がもっと機敏に対応をすべきである。

学校でのいじめの問題も、根本には大人社会と同じ多様性を認めない、異質なものに対する許容度があまりに小さいところに起因しているように感じる。その点、移民の国アメリカなど異質な人種の集まりなのでその点の許容度は日本などの比ではない。見知らぬ人ににっこり笑顔で接してくれるのも、敵ではないというシグナルを早めに出すことが銃社会での身の安全にもつながるからではないかと思う。

異質な人間が自分で自覚してうまく立ち回ればいいが、そうでなければその地域社会全体で出番、役どころを見つけて取り込んでいくようなコミュニティーの在り方でないとこの種の事件はまた起こるのではないかと心配する。

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by attainmentofall8 | 2013-08-01 23:34 | 雑感