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日々の雑感


by さむちゃん
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万葉散策ロード14回目

「万葉の散策ロード」の14回目はもみじ。

六歌仙の一人で山部赤人と並んで歌聖と称される柿本人麻呂の歌である。

秋山の黄葉(もみぢ)を茂み迷(まど)ひぬる 
妹(いも)を求めむ山道(やまじ)知らずとも
    柿本人麻呂(かきのもとのひとまろ)  

秋山のもみじがいっぱいなので、迷い込んでしまった。恋人を捜しに行く、その山道もわからない。

この歌は、亡くなった恋人を忘れられずに恋い慕う気持ちを詠んだ歌だといわれている。亡くなったのは黄葉があまりにきれいなので迷ってしまったからだ。あとを追って捜そうにも行く道もわからない。亡くなったら霊魂は山に還るものという信仰を踏まえている。
万葉散策ロード14回目_a0158075_23573225.jpg
万葉散策ロード14回目_a0158075_23575227.jpg

Commented by 太陽の陽子さん」 at 2012-12-07 00:10 x
これ不倫の歌ですか? (^_^;) 考え過ぎ???
Commented by attainmentofall8 at 2012-12-07 08:43
ちょっとわかりにくい歌ですよね。調べて追加しました。妹は恋人だったんですね。短くし過ぎてごっそり大切な情報が落ちてしまいました。(^^)/
Commented by 太陽の陽子さん at 2012-12-07 09:13 x
秋のもみじ山に迷い込んで、亡くなってしまった恋人を探している歌ですね。妻と恋人では全然違ってくるのはどうしてでしょうか・・・
Commented by attainmentofall8 at 2012-12-07 17:38
解説をそのまま書いたのでわかりにくくなったと思います。「妹」は男性が自分の恋人や妻をいう語です。そして『「妻」という言葉の定義は、『夫婦や恋人などが互いに相手を呼ぶ称。男女ともに用いた。』と大辞林にはあります。(^^)v
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by attainmentofall8 | 2012-12-06 23:57 | 俳句/短歌/川柳 | Comments(4)