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日々の雑感


by さむちゃん
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ドラメルタン号

今朝の南日本新聞の記事によると、種子島の南種子町中之下の花峰小学校の全児童11名が、イギリス船漂着劇を英語も交えて町のふるさと祭りで披露したそうだ。
よく記事を読んでみると、1894年(明治27年)にイギリス帆船ドラメルタン号が漂着した際に、乗組員29名をよく世話し船の修理を手伝ったりしたそうだ。
乗組員たちは厚遇のお礼にと、食用として船に積んでいた鶏を残していった。その鶏を島の人たちはインギー鶏と呼んだ。インギーとは島のことばで「イギリス」という意味。

先日のエルトゥールル号の遭難ではないが、ここでも村人たちは「困っているときは日本人も外国人もない。人の命に変わりはない。助けに行かんばよう。」と言って救出に頑張ったそうだ。明治人の面目躍如たるものがある。

この件をネットで調べているうちに、この遭難事故を題材にして花峰小学校の児童が作詞、山本直純作曲の歌「夢の船ドラメルタン号」という歌があることを知った。町はこのインギーという鶏を町の特産としているらしい。「情けは人の為ならず」ということだろうか。
http://www.youtube.com/watch?v=F1yTQpBuJ0Y
Commented by 太陽の陽子さん at 2012-11-06 14:01 x
私もあの話に似ているなと思って読みました。
こんなにいい日本人もいるし、よくない日本人がいたのも事実だし・・・
沖縄のアメリカ兵が悪いことをするけれど、大半のアメリカ兵は悪いことをしていないわけだし・・・
複雑ですよね・・・一概に「〇〇は・・・」と片付けられない。
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by attainmentofall8 | 2012-11-05 23:59 | 雑感 | Comments(1)