雨
2012年 07月 03日
梅雨だから雨が降るのは仕方ないとはいえ、夕方近くの雨の降り方は半端ではなかった。雨粒が地面に突き刺さっていくような激しい降りだった。にがごり畑が水浸しになって根腐れをおこしはしないか心配になったが、小一時間ほどで上がってくれてホッとした。
篠突く雨とでも言うのだろうか。それとも虎が雨?
虎が雨という季語がある。陰暦の5月28日に降る雨のことで、今年は7月17日に当たる。イメージ的には虎だから激雨、甚雨を想像するが、涙雨である。この日に曽我兄弟が討たれ、兄十郎の愛人虎御前がその死を悼み流した涙が雨になって降るという伝説に基づいている。少し早いが今日の雨を虎が雨と考えてみれば、雨に恨みつらみを言わなくてすむ雨に感じられる。
しとしと降る雨くらいなら、「雨音はショパンの調べ」ではないが、アンニュイな感じで物思いにふけることもできるが、きょうの雨はベートーベンの第九でも聴いているような錯覚になってしまった。他の考え事などさせまいぞ、というような没我の境に誘ってくれる雨だ。雨の日でないと見えてこない世界があるような気がする。
番傘7月号にこんな川柳が載っている。
紫陽花の雨が詩嚢をノックする さわだまゆみ
雨の日に牡丹の花に傘を貸す 高畑千代子
川柳つばさ7月号より
雨つぶのひとつひとつの音をきく 夢修
篠突く雨とでも言うのだろうか。それとも虎が雨?
虎が雨という季語がある。陰暦の5月28日に降る雨のことで、今年は7月17日に当たる。イメージ的には虎だから激雨、甚雨を想像するが、涙雨である。この日に曽我兄弟が討たれ、兄十郎の愛人虎御前がその死を悼み流した涙が雨になって降るという伝説に基づいている。少し早いが今日の雨を虎が雨と考えてみれば、雨に恨みつらみを言わなくてすむ雨に感じられる。
しとしと降る雨くらいなら、「雨音はショパンの調べ」ではないが、アンニュイな感じで物思いにふけることもできるが、きょうの雨はベートーベンの第九でも聴いているような錯覚になってしまった。他の考え事などさせまいぞ、というような没我の境に誘ってくれる雨だ。雨の日でないと見えてこない世界があるような気がする。
番傘7月号にこんな川柳が載っている。
紫陽花の雨が詩嚢をノックする さわだまゆみ
雨の日に牡丹の花に傘を貸す 高畑千代子
川柳つばさ7月号より
雨つぶのひとつひとつの音をきく 夢修
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太陽の陽子さん
at 2012-07-03 20:41
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雨つぶのひとつひとつの音をきく 夢修
この句は6月入来句会で見た時よりも、「つばさ49号」平川とよ子さんの「きらり一句」の評を読んで、100倍くらい好きになりました。
・・・例えば親だとしたら、子ども一人ひとりの意見を聞いてあげるのは大切なことですね。いい句だなと思いました。・・・
私はとよ子さんが大好きです。素直で温かい。お母さんって感じの人です。この評で、この句は羽ばたいたと思っています。
句会ではいい句だとは思ったけれど、ここまで読み込むことはできませんでした。先生、川柳も頑張って! いいものを持っています。 本当に・・・(*^。^*)
この句は6月入来句会で見た時よりも、「つばさ49号」平川とよ子さんの「きらり一句」の評を読んで、100倍くらい好きになりました。
・・・例えば親だとしたら、子ども一人ひとりの意見を聞いてあげるのは大切なことですね。いい句だなと思いました。・・・
私はとよ子さんが大好きです。素直で温かい。お母さんって感じの人です。この評で、この句は羽ばたいたと思っています。
句会ではいい句だとは思ったけれど、ここまで読み込むことはできませんでした。先生、川柳も頑張って! いいものを持っています。 本当に・・・(*^。^*)
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marin
at 2012-07-04 04:32
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うん、修ちゃんの句は、“スルメいか”みたいだよね。
噛めば噛むほど味も膨らみも出てくるよね。
「音をきく」を「声を聞く」にすると、陽子ちゃんの解説により近くなるね。
って、川柳 半年のおばさんが言ってます(笑)
しかし、よく降るよね。「バケツをひっくり返したような雨」って
言う表現を越してるよね。
「この空のどこに こんな雨が貯水してあるのかしら?」
「空が割れそうなカミナリ・・・・・高木ブーが怒ってるの」って
うらめしく空を見渡しています。
よもやま畑にも雨が容赦なく降っているね。鹿児島は砂地だから
水の浸透はよさそうな気がするけど、そうでもないんだね。
まだまだ、可愛いお芋ちゃんも、土の中で震えてるはず・・・・
熱いのもイヤだけど、長雨もイヤだね。
「虎御前」昔の人は、トラとか、クマ、シカ、タマ、タツ、って言う
動物の名前が多かったんだよね。
私のおばあちゃんは、もう天国へ行ってるけど
「ナラエ」と「キクエ」のカタカナです。
近くにアニマルネームの「御前」はいらっしゃる?
噛めば噛むほど味も膨らみも出てくるよね。
「音をきく」を「声を聞く」にすると、陽子ちゃんの解説により近くなるね。
って、川柳 半年のおばさんが言ってます(笑)
しかし、よく降るよね。「バケツをひっくり返したような雨」って
言う表現を越してるよね。
「この空のどこに こんな雨が貯水してあるのかしら?」
「空が割れそうなカミナリ・・・・・高木ブーが怒ってるの」って
うらめしく空を見渡しています。
よもやま畑にも雨が容赦なく降っているね。鹿児島は砂地だから
水の浸透はよさそうな気がするけど、そうでもないんだね。
まだまだ、可愛いお芋ちゃんも、土の中で震えてるはず・・・・
熱いのもイヤだけど、長雨もイヤだね。
「虎御前」昔の人は、トラとか、クマ、シカ、タマ、タツ、って言う
動物の名前が多かったんだよね。
私のおばあちゃんは、もう天国へ行ってるけど
「ナラエ」と「キクエ」のカタカナです。
近くにアニマルネームの「御前」はいらっしゃる?
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太陽の陽子さん
at 2012-07-04 08:22
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まりんちゃん、おはよう!
早起きしたんだね (^^)
どうして、そこで高木ブーなの?
・・あつ!・・・今、わかった・・・!!
ドリフのコントの「かみなりさま」だね ヽ(^o^)丿
紫色の全身タイツにくるんくるんの黄色い髪の毛・・・だったかな?
私のばあちゃんは「ミネ」さんと「タネ」さん。
卵とニワトリじゃないけど、実と種とどっちが先かって、子どもの頃兄たちと笑いました。
早起きしたんだね (^^)
どうして、そこで高木ブーなの?
・・あつ!・・・今、わかった・・・!!
ドリフのコントの「かみなりさま」だね ヽ(^o^)丿
紫色の全身タイツにくるんくるんの黄色い髪の毛・・・だったかな?
私のばあちゃんは「ミネ」さんと「タネ」さん。
卵とニワトリじゃないけど、実と種とどっちが先かって、子どもの頃兄たちと笑いました。
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marin
at 2012-07-04 08:48
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陽子たん、おはよう!
もうみんな出かけたね。
私のコメント、ダウトありだね。「暑い」が「熱い」になってるね。
そうそう、ドリフの高木ブーです。 陽子たん衣装の色を記憶してるの? 凄い! 私は、シマシマの虎のパンツしか思い出せない。長さんは・・・・・・?
おばあちゃんは「ミネ」さん「タネ」さん
名前に「子」が付くようになったのは昭和初期なのかな?
そうそう、今日の新聞に、川内市が子ども手当を二重支給って
出てたけど、陽子たんちは対象外だったね。
今日の宮崎は、時々晴れ間が出て気持ち良い一日になりそう
(*^^)v
宮番の句作りをしなくちゃ
陽子たんや、りんごちゃんみたいに即興でできないから
まだまだ、まだまだ、まだ・・・です。(苦笑)
もうみんな出かけたね。
私のコメント、ダウトありだね。「暑い」が「熱い」になってるね。
そうそう、ドリフの高木ブーです。 陽子たん衣装の色を記憶してるの? 凄い! 私は、シマシマの虎のパンツしか思い出せない。長さんは・・・・・・?
おばあちゃんは「ミネ」さん「タネ」さん
名前に「子」が付くようになったのは昭和初期なのかな?
そうそう、今日の新聞に、川内市が子ども手当を二重支給って
出てたけど、陽子たんちは対象外だったね。
今日の宮崎は、時々晴れ間が出て気持ち良い一日になりそう
(*^^)v
宮番の句作りをしなくちゃ
陽子たんや、りんごちゃんみたいに即興でできないから
まだまだ、まだまだ、まだ・・・です。(苦笑)
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太陽の陽子さん
at 2012-07-04 09:13
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長さんは、緑色 (^^) ・・・」なぁ~~~んて、いい加減です。
子どもたちがビデオに撮って何回も見ていたから、なんとなく覚えています。でも、間違ってるかもね。人の記憶はいい加減だからね。
じゃっ! 今日「は」、主婦業をします (^^)
子どもたちがビデオに撮って何回も見ていたから、なんとなく覚えています。でも、間違ってるかもね。人の記憶はいい加減だからね。
じゃっ! 今日「は」、主婦業をします (^^)
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attainmentofall8 at 2012-07-04 17:44
まりんちゃん、アニマルネームは明治、大正時代の女性に多いですよね。虎、牛、馬、鳥、象・・・・今は洒落ていて大雅(Tiger)という名前の子いますよ。
by attainmentofall8
| 2012-07-03 19:39
| 雑感
|
Comments(6)