日々の雑感


by さむちゃん
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季語

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クリオネが春の季語だと初めて知った。割りと最近できた新季語だと、八木健著「俳句」で紹介してある。体長2㎝ほどの貝の仲間で、流氷とともにオホーツク海沿岸にやってくると書いてある。流氷が春の季語だからそうだと言われてみれば頷ける。

当ブログにコメントを寄せて下さるMarinさんが先日の記事中の焼酎「海童」に対して、クリオネと読むのかな?という質問に、調べてみて分かった。もちろん焼酎の「海童」は「かいどう」であって「クリオネ」とは読まないが、一瞬「クリオネ」ってこんな漢字をあてるのかなと思った。結果はそうではなかったが意外な副産物が得られた。

この本によれば、新季語として他に「バレンタインデー」「花粉症」「ナイター」「ボジョレー・ヌーボー」「箱根駅伝」など挙げてある。

季語と言えば、俳句を習いたての頃、「蚯蚓鳴く」「亀鳴く」「雀蛤となる」という季語に驚いたことがある。実際、ミミズやカメは鳴かないが情緒的季語として定着している。「すずめハマグリとなる」はハマグリが雀に似た貝の絵柄に見えるところからつけられたと思われる。句会で初めてこの季語に出会った時の衝撃は今でも覚えている。「鷹化して鳩となる」という似た季語もある。啓蟄の頃の俗説が暦に取り入れられたものと山本健吉著の季寄せにある。このまま使えば、10音字も使ってしまうが、「鷹鳩に化す」と7音字にする例が多い。

歳時記や季寄せは読むだけで楽しい。小夏日和(こなつびより)というのも割りと最近知った季語だ。立冬(11月8日ごろ)前後に沖縄で気温があがる時期のことをいう地方独特の季語である。
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by attainmentofall8 | 2012-04-04 23:59 | 俳句/短歌/川柳