人気ブログランキング | 話題のタグを見る

日々の雑感


by さむちゃん
カレンダー
S M T W T F S
1 2
3 4 5 6 7 8 9
10 11 12 13 14 15 16
17 18 19 20 21 22 23
24 25 26 27 28 29 30
31

読み聞かせの会

読み聞かせの会_a0158075_22592871.jpg
朝起きると、メールが来ている。「きょうの副田小学校での読み聞かせは1,2,3年生対象です」
えぇ、もうびっくり。準備していた昨日のブログの内容ではだめだ…。急きょ変更しなければいけない。幸いに手元に、斉藤孝編「音読名作選」がある。7分でおさまる長さのものをさがすと、あったあった…。種田山頭火の俳句でいこう。

つぎつぎに 力をこめて 力と書く
日ざかりの おじぞうさまの 顔がにこにこ 笠にとんぼを とまらせてあるく
ふくろうはふくろうで わたしはわたしでねむれない
ひっそりかんとして ぺんぺん草の 花ざかり
さて、どちらへ行こう 風がふく

風の吹くまま気の向くまま全国を放浪して歩いた俳人、種田山頭火に助けられた。二回読んで子どもたちにも唱和してもらった。付け焼刃ではあったがなんとか切り抜けられた。子供たちの真剣なまなざしに来てよかった~。

中勘助「銀の匙」から、少年のほのかな恋ごころを読むつもりだったが、またの機会になった。もっと練って読み込んで次に備えたい。黙読するのと声に出して聞かせるというのはまったく別次元のことであると思う。聞いてくれる人がいないとできないことなので、貴重な体験をさせてもらっている。感謝である。
Commented by 国立の☆ at 2011-09-03 03:53 x
へえ~、よく切り抜けられましたね。こういった経験が後々の力になるのですよね。ん~、学校の子ども達も幸せだな~。是非今度伺いたいです。
Commented by 太陽の陽子さん at 2011-09-03 08:38 x
私の師と仰ぐK先生がいつも言われる言葉に、「読み聞かせをしてあげる」のではなく、させていただく、聞いていただくという心掛けが大事。そうすれば、いい加減なことはできないはず…と。
もう米寿のこの先生は、今年も「戦争体験」を子どもたちに語っておられました。自分自身の「命を削る」思いで語られるのだそうです。そして私たちにも、同じ思いで指導してくださいます。ありがたすぎます。
Commented by attainmentofall8 at 2011-09-03 08:40
国立の☆さん、ぜひ今度来てくださいね~。ログハウス風の素晴らしい校舎で、子供たちも素直でよかったですよ。
Commented by attainmentofall8 at 2011-09-03 08:47
太陽の陽子さん、素晴らしい先生をお持ちですね。おっしゃる通りですね。体験して初めて体で納得しました。戦争、原爆、病気などの体験からくる語りは、必然的に真に迫るものになるでしょうが、本の読み聞かせは何度も何度も読み込んで初めて自分の声を通して著者の思いが伝わるものですよね。奥深い活動です。そして感謝です。
Commented by ちんねん at 2011-09-03 09:42 x
いやーいいですね。素直そうな子供達の写真。じっーと見ていると涙が出そうです。じつにいい写真です。読み聞かせの教室に行ったような気になりました。
Commented by attainmentofall8 at 2011-09-03 12:39
ちんねんさんも参加しませんか?将来を担う子供たちのためにちょっとでも役立てればもう何も言うことなしですよ。読み聞かせだけでなく、地域の大人が小学校と協力していろいろな形でかかわっていくのはいろいろな波及効果を期待できると思います。
Commented by marin at 2011-09-03 20:21 x
とんだハプニング!メールチェックをしなかったら、学校でまるこちゃん状態でしたね。 読み聞かせは、子どもだけではなく大人が聞いていても心地よく、心の栄養になります。
数年前から学校もPTAから地域をまきこんだPTCAの活動や支援を呼び掛けています。地域の皆さんにも学校へ足を運んでもらい、子どもたちと触れ合ったり、授業の支援(お手伝い)をしたりしています。
地域の指導者やボランティアの人材バンクを作ったり、子どもの社会性の育成に力を入れています。
私も、時間があるときは学校へ行き、習熟プリントの丸付けをしたり、調理実習の指導に行ったりして、子どもたちと触れ合っています。プリントの丸付けは、担任の先生だけでは、並んでいる時間がロスタイムになるので、数人の地域の方にお手伝いを呼び掛けています。丸付けとふれあいがいっぺんにできる良さがあります。わたし近所では「赤ペン先生」と呼ばれています(笑)
今回の読み聞かせをきっかけにして、ぜひ続けてみてください。
いろいろなもの(事)が見えてきますよ。
Commented by 太陽の陽子さん at 2011-09-03 21:54 x
marinさん、すっご~い!!
「赤ペン先生」無料版ですか???
PTCAの「C」ってなんですか?  英語にダメダメな私は「地域(chiiki)」の「C」かな?なんて思ってしまいましたよ(^_^;)
素晴らしい活動ですね。もっともっと詳しく教えてください(@_@)
Commented by marin at 2011-09-03 23:18 x
いごこちのいい、よもやま畑で また井戸端会議を・・・・(笑)

太陽子さん(略式で)、赤ペン先生は無償のボランティアです。
1年生から6年生まで月に12時間程組み込まれます。
都合のいい時は、2時限目、3時限目と連チャンで入ります。
プリントの丸付けをしながら、子どもに必ず声をかけてあげます。
「おっ!きれいな字を書くね~」「ん?計算違いをしてるよ~」
「あ~~~おしいな~」「よし!花マルをあげようね」「君はかっこいい顔をしてるんだから名前もカッコよく書こうよ」云々・・・・・・
などと必ず話しかけてプリントを返します。

「おっ!陽子ちゃん、いいとこ突いてきたね~
 PTCAのCはね、community=地域・社会だよ。
がんばって考えたから95点あげるね。花マルもあげるね」

赤ペン先生をやっていると、給食に招待されることもあります。
ついでに、昼休みに校庭で遊び、掃除をして帰ります。

習字、家庭科、クラブ活動、にも地域の方が入って一緒に指導や
見守りをしています。コミュニティースクールってところかな。




Commented by 太陽の陽子さん at 2011-09-04 06:32 x
すんごぉ~い!!
長靴のオーナーさんには申し訳ないのですが、畑の真ん中で立ち話を始めました。お許しくださりませ (^^)/
さてもさても、やれ研修だレポート提出だと忙しくて子どもを見る時間のない先生に代わって、地域community(この言葉なら知ってた!)が動き出したわけですね。なるほど。
marin先生、何年前からこの活動はあるのですか?主体は学校?それとも地域?それとも個人的に? あ~~~marin
さんに直接お会いして、しゃべりたいよぉ~~~~~❤❤❤
Commented by attainmentofall8 at 2011-09-04 07:50
marinさん、太陽の陽子さん井戸端会議に花が咲いていますね。ぼくもぜひ詳しいお話教えてください。地域の無償ボランティアの方がこのような形で小学校で活動していらっしゃるというのは素晴らしいですね。鹿児島ではあまりきかない活動かと思います。学校の先生の負担を軽減してあげつつ子供たちの成長を地域ぐるみで見守っていこうという趣旨ですよね~。
名前
URL
削除用パスワード
by attainmentofall8 | 2011-09-02 22:59 | 読み聞かせ | Comments(11)