日々の雑感


by さむちゃん
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からいも

こちらのサツマイモの値段には閉口する。紅あづまの中くらいが1個200~250円はする。手の平に入るような小さなのが10個ほど袋に入ったのは500円もする。首都圏の価格と変わらないか高いくらいだ。サツマイモの本場でなぜこんなに高いのか不思議である。

鹿児島のサツマイモ生産高は全国の約4割近くを占めるそうだが、ほとんどは焼酎用の白系のサツマイモである黄金千貫(コガネセンガン)だそうだ。食用の甘みのあるサツマイモはあまり作っていない。店頭に並んでいるのをみると宮崎や熊本産が多い。

ただ知覧を訪問した時、知覧紅が箱入りでとても手ごろな価格で店頭に並んでいた。ほとんどが通販で売れているという。大きさをきれいにそろえて都市圏の消費者に受けるように見ばえよくしてある。知覧ブランドも手伝ってよく売れているのではないだろうか。

食用のサツマイモの需要が少なくあまり流通していないのも価格が高く設定されている理由かもしれない。鹿児島県人はサツマイモのことを「からいも」という。戦前・戦中派や団塊の世代には小さい頃に、からいもを一生分食べたのでもう食べたくない、見たくもないという人が意外に多い。からいもを食って貧乏じみた生活を思いだしたくないという拒絶派が潜在的に多いのかもしれない。

栄養面からみたらこんなすばらしい食品はないというくらい栄養価が高いのがサツマイモである。最近の品種は甘みがあっておいしいので、もっと日常食になってもいいと思うのだが…。幼少時の「からいもはいっぺ食たからもうよか」という体験が尾を引いているだけに簡単には嗜好は変えられないだろうが…。(笑)

でもなかには、焼酎でからいもは摂っているから、わざわざ食わんでもよか、と豪語する人もいるかもしれない。
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by attainmentofall8 | 2011-06-21 17:55 |