節電/照明
2011年 04月 09日
震災以後、節電がいたるところに浸透してきている。初めは照明の暗さに違和感を覚えたが慣れとは怖いもので、今では皓皓と照明が灯っているよりある意味風情があっていいかなと思うまでになってきた。
近所のコンビニも居酒屋もジムも、ここぞとばかりに経費削減できると内心喜んでいるのではなかろうか。トレッドミルについているテレビも使えなくなっている。種々のサービスを低下させてもクレームが来るわけではなく、しかも経費削減ができるとあって渡りに船だろう。
照明の暗さといえば、アメリカでの生活を思いだした。もう20年以上前になるが、初めてアメリカに行ったときに薄暗い照明に戸惑った思い出がある。アメリカ人家庭に食事に招かれたとき、照明の薄暗さに闇鍋を連想したくらいだ。部屋全体を照らす照明器具がなくスタンド式の黄燭光とテーブルの上のろうそくだけである。もしかしてアメリカ人(西洋人)は、目が明るい照明に耐えられないのかなと考えてみたりした。夏の強い日差しから目を守るためにサングラスをするように。
しかしながら考えようによっては、日本人が無駄な電気を使って昼夜を問わず皓皓と照らしていると言えるのかもしれない。震災以前なら、暗ければクレームが出るだろうし、営業時間が短ければお客にそっぽを向かれるかもしれないし電気を使わざるを得ないような状況に日本全体がなっていたようだ。
よく光害ということが言われるが、生態系を乱しているのも明るすぎる照明のせいである。高速道路を無灯火で走るドライバーなどいるわけない。街灯は今よりかなり照度を落としてもいいだろう。通行がない高速などセンサーで点滅させることも可能だろう。
今回の節電を機会に、効率的・効果的な照明、美しいイルミネーションという観点から見直してみるべきだろう。見直しなどする必要はないと豪語する人がいるなら、原子力発電に異を唱えるべきではないと思う。非常に小さいポイントではあるが、電力需要の増大から必然的に原子力にシフトしてきた面があることも事実なのだから。
近所のコンビニも居酒屋もジムも、ここぞとばかりに経費削減できると内心喜んでいるのではなかろうか。トレッドミルについているテレビも使えなくなっている。種々のサービスを低下させてもクレームが来るわけではなく、しかも経費削減ができるとあって渡りに船だろう。
照明の暗さといえば、アメリカでの生活を思いだした。もう20年以上前になるが、初めてアメリカに行ったときに薄暗い照明に戸惑った思い出がある。アメリカ人家庭に食事に招かれたとき、照明の薄暗さに闇鍋を連想したくらいだ。部屋全体を照らす照明器具がなくスタンド式の黄燭光とテーブルの上のろうそくだけである。もしかしてアメリカ人(西洋人)は、目が明るい照明に耐えられないのかなと考えてみたりした。夏の強い日差しから目を守るためにサングラスをするように。
しかしながら考えようによっては、日本人が無駄な電気を使って昼夜を問わず皓皓と照らしていると言えるのかもしれない。震災以前なら、暗ければクレームが出るだろうし、営業時間が短ければお客にそっぽを向かれるかもしれないし電気を使わざるを得ないような状況に日本全体がなっていたようだ。
よく光害ということが言われるが、生態系を乱しているのも明るすぎる照明のせいである。高速道路を無灯火で走るドライバーなどいるわけない。街灯は今よりかなり照度を落としてもいいだろう。通行がない高速などセンサーで点滅させることも可能だろう。
今回の節電を機会に、効率的・効果的な照明、美しいイルミネーションという観点から見直してみるべきだろう。見直しなどする必要はないと豪語する人がいるなら、原子力発電に異を唱えるべきではないと思う。非常に小さいポイントではあるが、電力需要の増大から必然的に原子力にシフトしてきた面があることも事実なのだから。
by attainmentofall8
| 2011-04-09 10:59
| 災害・原発
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