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日々の雑感


by さむちゃん
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携帯用放射能検知器

正確な情報が国民に知らされていないのではないかと、一国民としての危惧を以前ブログで書が、実は菅首相自身も、知人に「(東電や官僚は)情報を隠している」と不満を吐露したという。東京電力や官僚に対して強い不信感を持っていて、それが首相ブレーンの役割を担う内閣官房参与を15人もかかえている理由らしい。

未曾有の大災害や原発事故をうけ民間から専門家の意見を集めたいということだろう。われわれ一市民には計り知れないことだから、参与が何人いようがかまわない。問題は、総理大臣が正確な情報があがってこないと嘆いているのが、一国の最高指導者としてなんとも情けないというかかわいそうな気がする。

この国難ともいえる事態に直面して、派閥や与野党関係なしにひとつになって対処しなければならないのにどうしたことだろう。調整役不在なのか、危機意識がまだ足りないのか。

今朝、震災後手に入らなくなっていた牛乳をコンビニでやっと買うことができた。放射能の影響で、廃棄されたり出荷自粛されたりあるいは買い占めで店頭に牛乳パックを見かけなくなって久しかった。どこで搾乳した牛乳かパックに記号で明記してあったが、果たしてそこが安全な場所なのか消費者にはわからない。携帯式の放射能検知器があればいいと思った。

TIMEの最新号によれば、食物から取り込む放射能の影響はほとんどデータがなく、放射線医学の専門家でも詳しくはわからないらしい。放射性物質で半減期の短いものならまだしも長いものは土や水の中にとどまり、何年も(何十年とまではいかなくても)作物や家畜の中に出てくる可能性がある。今回日本政府は安全のために、原発に隣接する市町村の牛乳や野菜を出荷停止にしたがこの制限がいつまで続くかわからない。しかしながら現代の日本人は、原爆が落ちた広島・長崎のことを考えれば多少の安らぎを得るだろう。というのは、広島は今ではカキの名産地で何の心配もなく食べているからである。このようにタイムは書いている。

広島・長崎と比べられてもかなわない。放射能のレベルが違いだろうし、原爆投下後もう65年も経っているのである。人間が放射能に対して耐性がつくものならいいが、そうでもない。最近野菜ジュースがやたら多いように感じるのだが…自分で放射能汚染度をチェックして買えるといいなとつくづく思った。
でも結局、We absorb radiation every day, but how much is too much?(放射性物質を毎日摂取しているのだが、どこまでが安全なのかはわからない)なのでしょうかね?
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by attainmentofall8 | 2011-03-29 22:55 | 災害・原発 | Comments(0)