日々の雑感


by さむちゃん
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尖閣ビデオは国家機密?

尖閣ビデオの映像をインターネット上に流出させた容疑者がきょう明らかになった。
海上保安庁の石垣海上保安部どころか神戸海上保安部の43歳の男性職員だったそうだ。

IPアドレスが分かってもマンガ喫茶などでは匿名で使っているので見つからない可能性が高いと思っていた。ところが今朝になって本人から流出させた旨を上司に打ち明けて大騒ぎになった。現在、国家公務員の守秘義務違反で取り調べを受けている。

そもそも尖閣ビデオを早期に一般公開していれば今回のような犯人探しをして裁判沙汰にする必要はなかったはずだ。おそらく海上保安庁の職員は義侠心というか正義感からYouTubeへ流出させたのだろう。命がけで中国船を拿捕して逮捕したのにそれが無に帰したのだから。しかも国民の大多数が公開を望んでいるにもかかわらず政府の独断で非公開になっている曰く付きの映像である。

中国に対する外交上の配慮とかを優先させて、国民の知りたいという要望(知る権利)をないがしろにしてきた政府の対応には問題ありだと思う。国会で党の拘束なしで自主投票をしてみればよかったかもしれない。いずれは漏れるのではと戦々恐々としているより、たいした秘密情報が含まれているのでもないのだからすぐに公開していたら対中外交の展開はガラッと変わってきていたかもしれない。

思い出すのは、平成13年(2001年)12月22日、北朝鮮工作船からの攻撃により巡視船「あまみ」、「きりしま」、「いなさ」が被弾した事件があった。巡視船「あまみ」、「いなさ」は正当防衛として工作船に対して射撃(20mm機関砲)を行い、その後その工作船は自爆用爆発物によると思われる爆発を起こして水深90mの海底に沈没。

平成14年(2002年)6月21日、工作船引き揚げに関する政府方針の決定を受けて引き揚げ作業が始まり、平成14年9月11日、工作船は263日目に水面にその姿を現した。その後、お台場の船の科学館に展示されたりしたので覚えている人も多いと思う。

実はその時は映像がすぐに公開されたのである。海保は正当防衛を主張するためと言っているが、今回だって海保の巡視艇がぶつけられたということを主張するのには格好の映像だったのだ。それを非公開にし続けてきた政府の責任が問われるべきではないだろうか。

今回の尖閣ビデオが国家機密にあたるのか?あたらないとすれば、海保職員を守秘義務違反で起訴できるのか?
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by attainmentofall8 | 2010-11-10 23:31 | 政治/経済