日々の雑感


by さむちゃん
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上関町の松陰碑

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山口にいる兄から吉田松陰(1830~1859)の石碑の写真を送ってもらった。熊毛郡上関(かみのせき)町にある石碑である。今上関原発で大きく揺れている祝島がある上関町である。

嘉永癸丑とあるので1953年、10月15日に松陰が江戸から長崎に向かう途中の室津で書いた漢文であると思われる。

ペリー来航が1853年7月なので国中が緊迫してきている中で、尊王論者の吉田松陰は佐久間象山を訪ねていた江戸から浦賀へ黒船を見に行く。
江戸を発って松陰は長崎に来ているロシア艦に便乗しようと九州入りしようとする。瀬戸内の海を航海しながら、右手には故郷の長州の山々が見えることになるが、国を捨てた身分としては見るに忍びないだろうという思いを詠んだものである。

碑文のそばに、碑文の読み方と詩の意味を書いた石碑がある。以下読み方である。

嘉永癸丑十月十五日
舟を発し家室を過ぎ室津に至りて泊す
詩あり云はく
帰郷夢絶えて涕洗潜々
舟子喚び醒す是上関と
蓬窓怪しむなかれ起き来ること晩きを
国を去りて看るに忍びんや故国の山
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by attainmentofall8 | 2010-11-05 00:16 | 歴史