ケンタッキーの起業秘話
2010年 10月 28日
ケンタッキーフライドチキンの店の前に置かれている髭を生やし杖を持っている恰幅のいいアメリカ人がカーネル・サンダースである。
世界的大企業を起こした創業者である。サンダースが起業するきかっけになった話が先日出版記念パーティーでもらった本に出ていた。
サンダースはカフェを経営していたが、温厚な人柄のお陰でけっこう繁盛していた。しかし25年くらいたったころ近くにハイウエーができてお客が激減。税金や未払い金を支払うために65歳で彼はその店を二束三文で手放してしまう。生活の糧に期待したのは日本の年金にあたるソーシャル・セキュリティー・チェックのみ。しかし驚いたことに毎月の支払額はわずか105ドル(日本円で一万円弱)
65歳で年金が毎月1万円弱。彼はその事実を受け入れてカフェで一番人気だったフライドチキンのレシピとハーブやスパイスを詰めた瓶、圧力釜を載せた中古のフォード車で営業に出かける。
千軒以上のレストランを回りチキンが一個売れたら5セントを受け取るシステムを提案する。これがケンタッキーフライドチキンの始まりだそうだ。
今と貨幣価値が違うとはいえ月一万円弱では生活できないだろう。そこでめげることなくサンダースは気丈にも起業にチャレンジするのである。年齢に関係なく人間の可能性を体現してみせたのはみごとである。
日本も年金をあてにできる社会ではないことは最近の社保庁の「使い込み」「消えた年金記録」や少子化高齢化社会への移行でだんだんと国民にも知れるようになってきた。
サンダースほどの起業はできなくても、健康で体が動くうちは生涯現役で自助努力を続けるしかないようだ。
世界的大企業を起こした創業者である。サンダースが起業するきかっけになった話が先日出版記念パーティーでもらった本に出ていた。
サンダースはカフェを経営していたが、温厚な人柄のお陰でけっこう繁盛していた。しかし25年くらいたったころ近くにハイウエーができてお客が激減。税金や未払い金を支払うために65歳で彼はその店を二束三文で手放してしまう。生活の糧に期待したのは日本の年金にあたるソーシャル・セキュリティー・チェックのみ。しかし驚いたことに毎月の支払額はわずか105ドル(日本円で一万円弱)
65歳で年金が毎月1万円弱。彼はその事実を受け入れてカフェで一番人気だったフライドチキンのレシピとハーブやスパイスを詰めた瓶、圧力釜を載せた中古のフォード車で営業に出かける。
千軒以上のレストランを回りチキンが一個売れたら5セントを受け取るシステムを提案する。これがケンタッキーフライドチキンの始まりだそうだ。
今と貨幣価値が違うとはいえ月一万円弱では生活できないだろう。そこでめげることなくサンダースは気丈にも起業にチャレンジするのである。年齢に関係なく人間の可能性を体現してみせたのはみごとである。
日本も年金をあてにできる社会ではないことは最近の社保庁の「使い込み」「消えた年金記録」や少子化高齢化社会への移行でだんだんと国民にも知れるようになってきた。
サンダースほどの起業はできなくても、健康で体が動くうちは生涯現役で自助努力を続けるしかないようだ。
by attainmentofall8
| 2010-10-28 21:59
| 雑感
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