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日々の雑感


by さむちゃん
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serendipityセレンディピティー

理系の学生のほうが一般的に言って、文系の学生より実験などもあって出欠にはかなり厳しいと思う。その分、時間的にも余裕がないのかもしれないが、新聞を毎日読む学生が少ないようだ。これは僕の担当の学生諸君に限らず全般的な傾向といえる。かといってネットやテレビで毎日のニュースに目を光らせているというわけでもなさそうだ。

学生諸君には(業務連絡です)歯磨きと同じように、毎日の世の中の動きに敏感でいないと何となくむずがゆくて仕方がないといった感覚になるような習慣づけをしてほしい。

セレンディピティー(serendipity)という言葉がよく理系の世界では使われる。意外な発見、予期しないで大発見をすることと言ったような意味だが、ノーベル化学賞受賞者の田中さんが実験の失敗から大発見をしてそれが受賞につながったという話を聞いたことがある。

簡単に言えば、ゴキブリホイホイとかゴキブリやかたに子ネズミが捕まるようなものだろうか。これとて、どのような場所に仕掛けたかあるいは開口部を広くしたままで置かれたなどの偶然に左右されるので、仕掛けた人間によってかわる。生身の人間の場合はなおさらセレンディピティ―出会える特質があるのではないだろうか。

それが専門以外の趣味や遊び心だったりする。幅のある人のほうが当然大きなアンテナが張れている分引っかかる率も高いはずだ。迂遠な説明になったが、要するに新聞を読むことで専門以外にも興味関心の窓口が開けるということである。
ブレイクスルー(breakthrough)につながるかもしれない。

以前にもこのブログで書いたが、第二外国語としての英語を読むという作業は、母国語能力に比例するし背景知識で全然違ってくる。とりわけバックグラウンドの知識は重要で、その多寡によっては刀を抜かずして相手を倒すという芸当もできるわけである。極端な例でいえば、自分に関する記事が英語で出たと仮定してみれば、読まずして理解したことになる。
Commented by 「アマテラスの暗号」 at 2023-08-23 13:37 x
 ≪…セレンディピティー(serendipity)という言葉…≫で、数の言葉ヒフミヨ(1234)に触れると言葉の点線面 カタチ(〇△□ながしかく)十進法の基における西洋数学の成果の符号(i e π) 演算符号(+-×÷√=) 数式 方程式 直交座標 極座標 などをウマクウマク纏め上げているのを「桜舞乱心*いろは詩」で知る・・・
 久方の光のどけきながしかく静心なく四角生るらむ
 もろともにあわれと思へヒフミヨはコンより他に知る人もなし

 ヒフミヨは天岩戸の祝詞かな 

 この物語の風景は、2冊の絵本で・・・
  すうがくでせかいをみるの
  もろはのつるぎ (有田川町ウエブライブラリー)
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by attainmentofall8 | 2010-10-13 23:37 | 科学英語 | Comments(1)