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日々の雑感


by さむちゃん
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映画「ベンハー」

映画でCredit titles(監督・出演者などをかいた字幕)が最初にあるのにはホントにまいる。始まってから予告編やマナー向上のフィルムを10分くらい見せられてからなのでなおさらである。映画見に来たんだから早く始めてくれと叫びたくなる瞬間だ(笑)

さらにその映画に前奏曲があったとしたら・・・・

長編映画「ベンハー」(222分)くらいになると、まず鑑賞者に観る前に心の準備をしてくれと言わんばかりに6分も前奏曲が流れる。画面中央に「前奏曲」と書いてあり、下のほうにあと何分と一分刻みで出てはくるが超長く感じられる。6分経ってやっと始まるぞと思いきや
Credit titlesである。

座席に座るやいなや映画作成者の思いのまま、洗脳されてもOK状態で見続けなければならないのは映画のネガティブな面だろうか。悪意にとることもないだろうが、ハリウッドに代表されるように映画の影響は半端ではないと思う。

「ベンハー」の場合、途中休憩(インターミッション)が入るからいいがずっと座り続けるのは体力がいる。一大スペクタクル映画だけあって、徐々に引き込まれていき最初の悪印象が吹っ飛ぶような戦車競争シーンだった。ハラハラして身動きができなかった。映画史に残る名作と誰もが推す映画だけあった。テレビで細切れに、カットされたのを見てもあの映画の本当の良さは出てこないと思う。大画面で見てこその「ベンハー」といえる。

ちなみに原題はA tale of the Christで主人公の名前であるベン・ハーではない。イエス・キリストが磔刑にあう場面が出てくる。愛と光に包まれ母と妹の病も癒えて、復讐の相手であった幼友達メッサラも許せるようになり大団円となる。
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by attainmentofall8 | 2010-08-25 00:56 | 映画/落語/芸能 | Comments(0)