日々の雑感


by さむちゃん
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腹七分

科学界の常識となっていることがある。1935年にコーネル大学のC.M.マッケイ教授という人がネズミにどれくらいの餌を与えたら長生きするか実験をした。いろいろ実験を繰り返しているうち約7割の食事(腹7分といってもいい)を与えたネズミが一番長生きした。寿命が1.5倍になったのである。他の動物でも試してみたら同様のことがわかった。
 
人間の場合も遺伝子の発現が百歳の長寿の人たちと同じパターンになっていることがわかってきた。つまり、腹7分で食事をすればインスリンシグナルが入らないということと、サーチュインという長寿遺伝子が発現することがわかったのである。
わかってはいるけどなかなかできないのが人間だ。

カロリー制限しなくてもサーチュインを上げてあげればいいと考えたのだ。デビッド・シンクレアという博士がサーチュインをあげる研究に没頭してついにレスベラトロールという物質をみつけた。この物質はポリフェノールの一種で赤ワインやピーナツの皮に含まれている。つまり長寿の秘訣は、長寿遺伝子のサーチュインが働くようにレスベラトロールというポリフェノールの一種を摂取すればいいというわけだ。

遺伝的な因子や環境、もろもろの条件が付加されるので一概には言えないだろうが、基本は腹7分で赤ワインを飲めば長寿がかなうことになる。フレンチパラドックスという言葉がある。フランス人は肉食の西洋人の中では長寿の人の数が多い国だがこれがワイン好きの国民性に起因するということである。

足るを知ることが何についても言えるようだ。
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by attainmentofall8 | 2010-06-05 19:53 | 健康