水戸黄門(由美かおる)
2010年 04月 06日
水戸黄門にレギュラー出演している「疾風のお娟(えん)」こと由美かおるが41話を最後に降板するそうだ。入浴シーンであまりにも有名であるが還暦を迎える歳だという。筋書きも結末も読めるような長寿番組のなかにあって色気でアクセントをつけるような役柄といえようか。還暦にしては30~40歳代にしか見えないところが由美かおるの魅力だ。実は彼女の若さの秘訣はある呼吸法だと聞いた。知り合いから聞いた話だが、西野流呼吸法という呼吸法を考案した西野皓三氏の第一の後継者と言われているらしい。西野氏は宝塚歌劇団が当初まだ男性団員を採用していたころの団員で今では80代(昭和元年生まれ)であるが50~60代にしか見えないくらい若々しいことで有名だ。その西野流呼吸法は、身体の60兆個の細胞ひとつひとつに働きかけて健康な体を維持していこうとするものらしい。生命の科学である医学、身体の芸術であるバレエ、気力を研ぎ澄ます武道を経て独自の生命エネルギーを培うメソッドである西野流呼吸法を創始したとホームページにある。要するに由美かおるは西野流呼吸法の実践者であり一番の見本でもあるのである。
日本における呼吸法の祖といえば、臨済宗中興の祖といわれる白隠禅師である。座禅における呼吸法を体系化して誰でも実践できるものにした。その流れかどうかはわからないが中村天風氏も呼吸法の重要性を提唱して、吐ききるというところにポイントを置いていた。調和道協会の丹田呼吸法も「上虚下実」の姿勢と「吐故納新」つまり、息を吐いて吐ききり、吸いは自然に任せることにある。インド式ヨガ呼吸法もやはりそうだそうだ。
よい呼吸法とはよい生き方そのものという考え方ができるようになれば健康で長寿が約束されると思う。
by attainmentofall8
| 2010-04-06 11:24
| 健康
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