日々の雑感


by さむちゃん
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鹿児島弁と韓国語


日本語が韓国語によく似ているのは知られている。たぶんに膠着語同士の類似性か、地理的文化的近似性かによるのだろう。最近読んだ金容雲著「日本語の正体」によれば鹿児島弁との類似性も挙げてある。否定の意味の「うんにゃ」が韓国語では「あにや」で、発音するときわめて似ている。さらに、「いっぺこっぺされもしてすったいだれもした」=「あちこち歩き回りすっかり疲れてしまいました」を「イゴッちょごっサゴニダすっちぇコダルプタ」という。鹿児島出身の作家、海音寺潮五郎氏は、電車の中で韓国語が鹿児島弁に聞こえて懐かしく思えたそうだ。両方には「っ」と「ん」が共通して多いともいう。
 仏教は何語で伝来したか?
この本によれば、百済語で伝来したというのが事実らしい。日本で最初のお寺、元興寺(法興寺、飛鳥寺とも、現安居寺)は百済の技術者たちによって建造されたものだ。元興寺には聖徳太子のブレーンとなった慧慈や百済の僧慧聡がいた。当時一流の文化人たちは貴族を対象に仏教の哲理を百済語で話していたらしい。聖徳太子について7人が同時に話しても聞き分けられたという逸話が残っているが、おそらく日本語とその方言を加えて、百済語や中国語などの多くの言語に通じていたということからそのような逸話が作られたのではないかを推察される。
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by attainmentofall8 | 2010-03-08 23:07 | 雑感